Someとanyってどう使い分ければいいの?
この記事を読むと、
Someとanyの使い分け
についてわかるようになります。
Someとanyの違いをざっくりと
Someとanyの両方とも
いくつかの・何か
という意味があり名詞の前に置かれます。
その違いをざっくりと書くと:
- 名詞:基本は複数形か不可算名詞に付く(例外で単数形の可算名詞にも付く)
- 文の種類:基本はsomeは肯定文、anyは否定文・疑問文で使われる(例外でその反対も起きる)
となります。
掘り下げます。
Someとanyと一緒に使われる名詞
Someとanyは基本的に、
- 可算名詞の複数形
- 不可算名詞
と一緒に使われます。
なので例えば、
可算名詞の複数形:
- I have some apples in my bag.(私のバッグにはいくつかのリンゴがあります。)
- Do you have any questions about the project?(プロジェクトについて何か質問はありますか?)
不可算名詞:
- She needs some help with her homework.(彼女は宿題を手伝ってもらう必要があります。)
- I don’t have any money.(私はお金を持っていません。)
のようになります。
Someとanyと使われる文の種類
Someとanyを使った文で大きく分かれるのが文の種類です。
基本的には、
- Some:肯定文
- Any:否定文・疑問文
となります。
なので上の文も、
Some:肯定文
- I have some apples in my bag.(私のバッグにはいくつかのリンゴがあります。)
- She needs some help with her homework.(彼女は宿題を手伝ってもらう必要があります。)
Any:否定文・疑問文
- I don’t have any money.(私はお金を持っていません。)
- Do you have any questions about the project?(プロジェクトについて何か質問はありますか?)
のようになっています。
例外のsomeとany
一番はじめのざっくりとした違いでも書いたとおり、someとanyと一緒に使われる名詞にも文の種類にも例外があります。
具体的に書くと、
someの例外:
- 疑問形で使われる
anyの例外:
- 可算名詞の単数形と使われる
- 肯定形で使われる
です。
これは、さらに深く書くと、
someの例外:
- 疑問形で使われる(返答がyesであろうと予想されるとき)
anyの例外:
- 可算名詞の単数形と使われる(どんな~でもいいのでの意味で使われるとき)
- 肯定形で使われる(肯定文の中に否定的な副詞や前置詞などが含まれるとき)
となります。
なので例えば、
Someの例外:
疑問形で使われる(返答がyesであろうと予想されるとき):
- Would you like some tea?(お茶をいかがですか?)
Anyの例外:
可算名詞の単数形と使われる(どんな~でもいいのでの意味で使われるとき):
- If you see any mistakes in my report, please let me know.(私の報告書に何か間違いがあれば教えてください。※どんな間違いでもいいから教えてほしい)
肯定形で使われる(肯定文の中に否定的な副詞や前置詞などが含まれるとき):
- She completed the task without any help.(彼女は何の助けもなくその仕事を終えました。)
- She never received any letters from him.(彼女は彼から一度も手紙を受け取ったことがありません。)
のようになります。
英語のsomeとanyの使い分け
英語のsomeとanyは、
基本:
- 名詞:基本は複数形か不可算名詞に付く(例外で単数形の可算名詞にも付く)
- 文の種類:基本はsomeは肯定文、anyは否定文・疑問文で使われる(例外でその反対も起きる)
例外:
someの例外:
- 疑問形で使われる(返答がyesであろうと予想されるとき)
anyの例外:
- 可算名詞の単数形と使われる(どんな~でもいいのでの意味で使われるとき)
- 肯定形で使われる(肯定文の中に否定的な副詞や前置詞などが含まれるとき)
という感じで使い分けられます。
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