【やり直し英語:現在完了と過去形の違いをわかりやすく】

文法

英語の過去形と現在完了の使い分けがよくわからない……。

 

この記事を読むと、

 

英語の過去形と現在完了の違い

 

についてわかるようになります。

 

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英語の過去形と現在完了の大きな違いをざっくりと

 

ざっくりとした結論から書くと、

 

過去形:すでに終わったこと

現在完了:終わっていても今につながっていること

 

という使い分けがあります。

 

英語の過去形と現在完了の違いを具体的に

 

英語の過去形と現在完了は大きく

 

過去形:すでに終わったこと

現在完了:終わっていても今につながっていること

 

という内容で分かれるのですが、具体的には、

 

  • 時間
  • 経験
  • 行為
  • 現在への密接な影響

 

という4つの使用ができます。

 

掘り下げます。

 

時間

 

たとえば、ふと8月を振り返ったときに、日本語で、

 

  • 今年の夏はいいことがあったな(すでに秋)
  • 今年の夏はいいことがあったな(まだ晩夏で暑い)

 

ということができるかと思います。

 

こういうとき英語では、

 

  • 過去形:今年の夏はいいことがあったな(すでに秋)
  • 現在完了:今年の夏はいいことがあったな(まだ晩夏で暑い)

 

という使い分けがあります。

 

なのでたとえば、

 

There were many good things this summer.

今年の夏はいいことがあったな(すでに秋)

 

There have been many good things this summer.

今年の夏はいいことがあったな(まだ晩夏で暑い)

 

のように使い分けられます。

 

経験

 

経験について一番大事なことは、

 

したことがあるかどうか

 

です。

 

なので、

 

いつしたかは重要でない

 

ということにも注意を払います。

 

そのため、

 

過去形:いつしたかを言いたい

現在完了:ひとまずしたことがある(経験がある)かないかを言いたい

 

という使い分けになります。

 

なのでたとえば、

 

I went to France last year.

去年、フランスへ行きました。

 

I have been to France.

フランスへ行ったことがある

のように使い分けます。

 

2つ目の文は、たとえば文脈によっては「だからフランス語ができる」のようなニュアンスを持たせることができます(今に繋がっていること)。

 

行為

 

なにかの行為が始まり、それがすでに終わったことなのか続いていることなのかによって、過去形と現在完了形が使われます。

 

たとえば日本語でも、

 

東京に10年住んだ。(いまはもう住んでいない)

東京に10年住んでいる。(住み始めるという行為が完了してから今も住んでいる)

 

のように使い分けられます(「でいる」となっていても現在進行形ではないのに注意です)。

 

なのでたとえば、

 

I lived in Tokyo for 10 years.

東京に10年住んだ。

 

I’ve lived in Tokyo for 10 years.

東京に10年住んでいる。

 

のようになります。

 

気を付けたいのが、時間的な始まりを意味するsinceです。

 

過去形とsinceは一緒には使えない

 

という決まりがあります。

 

なので、

 

I’ve lived in Tokyo since 2013.

東京に2013年から住んでいる。

 

のようになります。

 

現在への密接な影響

 

過去の出来事現在に密接に繋がっていることを言いたいときに、

 

現在完了

 

を使います。

 

たとえば、

 

ホテルを予約した

 

という日本語は、

 

  • ただたんに過去にホテルを予約した
  • 今度の旅行のためにホテルを予約した(旅行する計画があるという現在の状況に密接に結びついている過去の出来事)

 

という2つの意味で解釈できます。

 

なので、例えば、

 

I booked a hotel that night.

あの夜、ホテルを予約した。

 

I’ve booked a hotel for tomorrow.

明日のためにホテルを予約した。

 

のような使い分けができます。

 

英語の過去形と現在完了の使い分け

 

英語の過去形と現在完了の違いは、

 

ざっくり:

  • 過去形:すでに終わったこと
  • 現在完了:終わっていても今につながっていること

 

具体的に:

  • 時間
  • 経験
  • 行為
  • 現在への密接な影響

 

という観点で勉強していくと理解がしやすいかと思います。

 

 

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