
過去の話しているときに現在完了にwillやwouldが付くときの違いは何?
この記事を読むと、
過去話でのwill have+過去分詞とwould have+過去分詞の違い
についてわかるようになります。
過去話におけるwill (would) +現在完了の違いをざっくりと
結論から書くと、
- would have+過去分詞:過去に起きていないのが起きていたらという仮定
- will have+過去分詞:過去に起きていないか定かではないが少なくとも起きたと考えていると伝えたい
というニュアンスの違いが、現在完了をwill(would)と一緒に使うときの違いです。
掘り下げます。
would have+過去分詞:過去に起きていないのが起きていたらという仮定
現在完了をwouldと使うときは、
- 過去にあることは起きなかったと思っている
- 過去にあることがもし起きたらという話をしている
ときです(否定形はその逆)。
なので例えば、
- She would have passed the exam if she had studied harder.(彼女はもっと勉強していたら、試験に合格していただろう:実際に十分な勉強をしていなかった)
- He would have arrived on time, but he got stuck in traffic.(彼は時間通りに到着していただろうが、渋滞に巻き込まれた。:実際には時間通りに届いていなかった)
- She wouldn’t have been so upset if you had apologized earlier.(あなたがもっと早く謝っていたら、彼女はそんなに怒らなかっただろう。:実際には謝るタイミングが遅すぎた)
となります。
will have+過去分詞:過去に起きていないか定かではないが少なくとも起きたと考えていると伝えたい
現在完了をwillと使うときは、
- 過去にあることが起きたかどうかはわからない
- 話者は起きていたと思っていると伝えたい
ときです。
なので、
- She will have heard the news already.(彼女はもうそのニュースを聞いているはずだ。)
- He won’t have forgotten our appointment.(彼が私たちの約束を忘れているはずがない。)
のように使います。
過去話でのwill (would)+現在完了の違い
過去の話をしているときに、現在完了にwillやwouldがついているときは、
- would have+過去分詞:過去に起きていないのが起きていたらという仮定
- will have+過去分詞:過去に起きていないか定かではないが少なくとも起きたと考えていると伝えたい
というように分かれます。
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