英語をがんばって勉強しているのに、ぜんぜん話せるようにならない!
この記事を読むと、
英語が話せるようになるためのマインドセット
についてわかるようになります。
英語を勉強しているとしがちなこと
英語を長年勉強していると、
英字新聞を読めるようになりたい!
とか、
ハリーポッターの原典に挑戦したい!
とかになったりしないでしょうか(僕はありました)。
でも、
長年勉強しているのに、英語は話せるようになっていない
ということも同時に起こることも。
英語学習の上昇志向がもたらす弊害
たしかに英字新聞やハリーポッターが読めるようになることには問題はありません。
簡単な英語はわかるようになったのだから、もっと難しい英語へ挑戦。
しかしこういった英語学習の上昇志向は、
英語会話に必要な簡単な英語の勉強を軽視しがち
です。
英語が話せるようになるのに必要な簡単な英語
僕たち日本人も、日常会話では簡単な日本語で話しています。
だれも、日経新聞やら六法全書のなかにあるような話し方で話していません(なかにはいるかもですが……)。
それは英語も同じ。
日常会話は簡単な英語です。
そして、かつての僕のように
簡単な英語はもうわかるからと難しい英語の勉強をする英語を話せない人
が、
英語が話せるようになる
のに必要なのが、
簡単な英語を何度も勉強すること
です。
なぜならその『簡単な英語』で、読める、書ける、聞き取れる、話せるの4つの技能のどれかがきちんとできていないので、英語の日常会話ができないからです。
この中でも特に英語会話に重要なのが、
聞き取れる・話せる
です。
というのも、
- 文字情報を取り扱う:読める・書ける
- 音声情報を取り扱う:聞き取れる・話せる
なので、もし簡単な英語がわかるというのが文字情報の英語の取り扱いであるなら、英語の日常会話ができないのはあたりまえです。
簡単な英語が聞き取れるというのをそこに加えても、話せるができないのなら、会話はできません。
そして日常会話の英語を話せるようになるのにも、他の3技能と同じように繰り返しが必要です。
日常英語を話せるようになるには、日常英語の会話の練習を繰り返すことが必要
となります。
英語の作文の練習を繰り返していると英語が書けるようになるのに、なぜか英語の会話の練習を繰り返していないのに英語ができるようになる、となっていないでしょうか。
音読やシャドーイングを繰り返すのもいいですが、それは会話にはなりません。
言い換えれば、会話の練習のための準備運動にすぎません(英会話の練習とスピーキングの練習は似て非なるもの)。
簡単な英語を使った英語の日常会話は、簡単な英語を使っているので、集中すれば比較的短時間で習得できます。
とくに簡単な英語の読み書きや聞き取りができる人は、すでに単語や文法や作文能力(書くだけでなく、自分で英語の文を生み出す力)が備わっています。
そういった人は、たとえばネイティブキャンプなどといった英会話のオンラインレッスンを3か月~半年ほど受け、簡単な英語で日常会話の練習を繰り返すことによって、英語が話せるようになっていきます。
英会話の力を定着させるには、何度も繰り返して自分で実践して練習することが欠かせません。
※ちなみにオンラインのレッスンが英語会話学校や留学よりもおすすめな理由は、マンツーマンレッスンが安くてどこからでもできるからです。
英語で上手に話せるようになるには
英語が話せるようになるには、
簡単な英語で会話する練習を繰り返す
ことです。
かつての僕のように、勉強しているのに英語が話せないと嘆いている人たちには、簡単な英語の4技能のなかでも、特に簡単な英語で会話する繰り返しの練習が抜けていることが多いです。
というわけで、英語が話せるようになりたいのなら、ひとまず難しい英語は横においておいて、簡単な英語がきちんとできるようにするのがおすすめです。
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