
日本語に合わせて、whatとhowを使って英語の疑問文を作っているんだけど、間違っているって指摘されることがある……。
この記事を読むと、
英語のwhatとhowで日本人が間違いやすいケース
についてわかるようになります。
英語の疑問詞whatとhowと日本語の関係
英語の疑問詞であるwhatとhowは日本語ではよく
- What:何
- How:どう
と訳されることが多いです。
これにより、
- そのままの訳で使える
- そのまま使うと間違いになる
ケースに分かれます。
そして冒頭に挙げたような問題は、
- そのまま使うと間違いになる
という訳とのミスマッチのときに起こります。
それはさらに、
- 単語がまぎらわしい
- 両方使える(が、少し特殊な表現になる)
に分かれます。
掘り下げます。
単語がまぎらわしくて日本語訳とミスマッチが起きる場合
結論から書くと、
- 感想を聞く:~についてどう思う
- 呼称について聞くとき:~はどう呼ばれるか
については、
単語がまぎらわしい
という理由で日本語とのミスマッチが起こりがちです。
それはまず、感想を聞くときは日本語では『どう』を使うというのがあり、そしてbe called(呼ばれる)という表現とマッチングする日本語の疑問詞は、
- どう呼ばれる
- 何と呼ばれる
と2つあるからです。
しかし、英語では
- 感想を聞く:~についてどう思う:what
- 呼称について聞くとき:~はどう呼ばれるか:what
を使うという決まりがあります。
なので例えば、
- What do you think about the new movie that just came out?(ちょうど公開された新しい映画について、どう思いますか?)
- What is this flower called?(この花はどう(何と)呼ばれていますか?)
のように使われます。
※ちなみに、How do you thinkと使う場合は、意見ではなくて方法を聞くときになります。
例えば、
- How do you think in English?(英語でどのように思考しているの?)
というのは、どういう方法で英語を使って考えているのか、を聞いています。
両方使えるのがまぎらわしくて日本語訳とミスマッチが起きる場合
Whatとhowを使った英語の疑問文では、疑問詞の部分だけを見れば両方使えるというケースがあります。
それは、
- 提案するとき
- 追加情報を尋ねるとき
- 普通に意見を聞くとき
です。
それぞれ決まった形があるのですが、注意したいのが3つ目の
普通に意見を聞くとき
です。
なぜなら、whatとhowで表現方法が違うからです。
すなわち、
- 提案するとき:What / How about ~?
- 追加情報を尋ねるとき:What / How do you mean?
- 一般的な意見を聞くとき:What + be動詞 + 対象物 + like / How + be動詞 + 対象物
となります。
なので例えば、
提案するとき:
- What (How) about having pizza tonight?(今夜、ピザを食べるのはどうですか?)
追加情報を尋ねるとき:
- A: This plan is non-viable.(この計画は実行不可能です。)
- B: What (How) do you mean? Can you explain the problem?(どういう意味ですか?問題を説明してもらえますか?)
一般的な意見を聞くとき:
- How is the new restaurant?(新しいレストランはどうですか?)
- What is the new restaurant like?(新しいレストランはどうですか?)
のようになります。
Whatかhowか迷ったら
英語の疑問詞でwhatかhowで僕たち日本人が間違いやすいのは、
- 単語がまぎらわしい
- 両方使える(が、少し特殊な表現になるケースも)
の2つに分かれます。
単語がまぎらわしいというのは具体的には、
- 感想を聞く:~についてどう思う:what
- 呼称について聞くとき:~はどう呼ばれるか:what
のときであり、
両方使える(が、少し特殊な表現になるケースも)といのは具体的には、
- 提案するとき:What / How about ~?
- 追加情報を尋ねるとき:What / How do you mean?
- 一般的な意見を聞くとき:What + be動詞 + 対象物 + like / How + be動詞 + 対象物
となります。
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