
英語を読んでいたら、動詞のあとの名詞のすぐ後ろにing形の動詞が続いていたんだけど、これはなに?
この記事を読むと、
特殊な第三文型SVO+ing形
についてわかるようになります。
特殊な第三文型SVO+ing形についてざっくりと
特殊な第三文型SVO+ing形というのは、僕が勝手に作った言葉です。
が、一見、え、これ第三文型なの?と僕のように思うかと思い、そう呼んでいます。
具体的には、
しずかは彼がその本を読んでいたことを思い出した:
- Shizuka recalled him reading that book.
- Shizuka recalled his reading the book.
のような文です。
特に2つ目の文は、目にしたときに??となりませんでしたか?
掘り下げます。
特殊な第3文型は変形可能
結論から書くと、
- 英語の動詞の中にはSVO+動詞のing形の形を取るものがある
- その動詞を使った文は、SV+所有格+動詞のing形に変更できる
- 所有格を使った文の所有格は人のみ
というものがあります。
その動詞とは、
- Approve of:人が〜することを認める/賛成する
- Detest:人が〜することをひどく嫌う
- Disapprove of:人が〜することに反対する/よくないと思う
- Dislike:人が〜することを嫌う
- Forget:人が〜したことを忘れる
- Hate:人が〜することを嫌悪する/嫌う
- Imagine:人が〜しているところを想像する
- Like:人が〜することを好む
- Love:人が〜することを愛する/大好きである
- Object to:人が〜することに反対する
- Remember:人が〜したことを覚えている
- Resent:人が〜することに腹を立てる/憤る
- Recall:人が〜したことを思い出す
- Think of:人が〜することを考える/思い浮かべる
などです。
これらの動詞は、
目的語が人である
とき、
- SVO+動詞のing形
- SV+所有格+動詞のing形
という形を取ることができます(人以外のときはSVO+動詞のing形のみ)。
ちなみに、
- SV+所有格+動詞のing形のほうがフォーマル
です。
なので例えば、
私は彼がその歌を歌っているところが好きだ。:
- I like him singing that song.
- I like his singing that song.
のように文を作ることができます。
直接目的語のあとにing形の動詞が続いていたら
英語の動詞の中には、
- SVO+動詞のing形の形を取るものがある
- その動詞を使った文は、SV+所有格+動詞のing形に変更できる
- 所有格を使った文の所有格は人のみ
というものがあります。
具体的には、
- Approve of:人が〜することを認める/賛成する
- Detest:人が〜することをひどく嫌う
- Disapprove of:人が〜することに反対する/よくないと思う
- Dislike:人が〜することを嫌う
- Forget:人が〜したことを忘れる
- Hate:人が〜することを嫌悪する/嫌う
- Imagine:人が〜しているところを想像する
- Like:人が〜することを好む
- Love:人が〜することを愛する/大好きである
- Object to:人が〜することに反対する
- Remember:人が〜したことを覚えている
- Resent:人が〜することに腹を立てる/憤る
- Recall:人が〜したことを思い出す
- Think of:人が〜することを考える/思い浮かべる
などです。
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