【やり直し英語:should haveとought to haveの使い方をわかりやすく】

文法

 

Shoudやought toの基本的な使い方は【やり直し英語:shouldとought toの基本の違いをわかりやすく】で読んだけど、haveがつくとどうなるの?

 

この記事を読むと、

 

should haveとought to haveの使い方

 

についてわかるようになります。

 

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should haveとought to haveの使い方をざっくりと

 

結論から書くと、後ろに過去分詞をともない、

 

  • should have + 過去分詞
  • ought to have + 過去分詞

 

という形で使われる場合、

 

  • 過去に起きなかったことに対しての申し訳なさ
  • 過去に何かをするのがいいアイデアだったと言いたい
  • 過去や未来になにかが起こる(起こっていた)ことへの期待

 

ということを伝えるのに使われます。

 

掘り下げます。

 

過去に起きなかったことに対しての申し訳なさ

 

should haveとought to haveは

 

  • 過去の話である
  • 起きてもよかったことが起きなかった
  • それに対して申し訳ない気持ちがある

 

という3拍子揃ったときに使うことがあります。

 

例えば、

 

  • I should have come on time for our appointment, but I am sorry for being late.(約束の時間に来るべきだったのに、遅れてしまい申し訳ありません。)
  • I ought to have prepared thoroughly beforehand, but I caused you trouble due to my inadequacy.(事前にしっかりと準備すべきだったのに、不十分でご迷惑をおかけしました。)

 

のように使えます。

 

ちなみにですが、

 

ought to haveを使っている文のほうが義務が道徳的に申し訳ない

 

というニュアンスが強いです。

 

過去に何かをするのがいいアイデアだったと言いたい

 

後悔まで行かなくても、

 

過去に何かをしておいたほうがよかったというアイデア

 

を話すときにもshould haveought to haveを使えます。

 

なので、

 

  • I should have talked to him then.(あの時、彼に話しかけておくべきだったな。)
  • We ought to have known this information sooner.(もっと早くこの情報を知っておくべきだった。)

 

のようになります。

 

過去や未来になにかが起こる(起こっていた)ことへの期待

 

一見なんでと思うかもしれませんが、

 

  • 過去に何かが起こっていたという期待
  • 未来に何かが起こっているという期待

 

という時間的には真逆のようなことについてもshould haveought to haveを使うことができます。

 

過去については、上でも過去のアイデアや後悔についての用法を紹介したので大丈夫かと思いますが、未来については、

 

未来のある時間までに何かが完了しているといいなという期待

 

を指します(will have + 過去分詞のwillがshouldとought toになった感じです )。

 

なので、

 

過去に何かが起こっていたという期待:

  • he should have talked to her then.(あの時、彼は彼に話しかけたかな。)
  • They ought to have already known this information.(彼らはこの情報をすでに知ってたはずだよ)

 

未来に何かが起こっているという期待:

  • By tomorrow, the rain should have stopped.(明日には、雨が止んで晴れているはず)
  • By summer vacation, I ought to have become fluent in English.(夏休みには、英語がペラペラになっているはず。)

 

のようになります。

 

Had betterを使う傾向

 

例外ですが、

 

現在未来で何かをするのがいいアイデアであると言いたい

 

ときには、

 

Had better + 動詞の原形

 

を使うことが多いです。

 

つまり、

 

  • 現在未来で何かをするのがいいアイデア:Had better + 動詞の原形
  • 過去に何かをしておいたほうがよかったというアイデア:should haveとought to have + 過去分詞

 

となります。

 

なので、

 

現在未来で何かをするのがいいアイデア:Had better + 動詞の原形:

  • I had better talk to him now.(いま、彼に話しかけておくべきだな。)
  • They had better know this information now.(彼らはいまこの情報を知っておくべきだ。)

 

過去に何かをしておいたほうがよかったというアイデア:should haveとought to have + 過去分詞:

  • I should have talked to him then.(あの時、彼に話しかけておくべきだったな。)
  • We ought to have known this information sooner.(もっと早くこの情報を知っておくべきだった。)

 

のようになります。

 

Should haveとought to haveの使い方に迷ったら

 

Should haveとought to haveは、

 

  • 過去に起きなかったことに対しての申し訳なさ
  • 過去に何かをするのがいいアイデアだったと言いたい
  • 過去や未来になにかが起こる(起こっていた)ことへの期待

 

というときに使えます。

 

Ought to haveのほうが道徳や責任というニュアンスが強い

 

ですが、基本的には同じように使えます。

 

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