【やり直し英語:関係代名詞のwhichとthatの違いをわかりやすく】

文法

 

関係代名詞にはwhichとthatあるけど、どっちを使えばいいの?

 

 

この記事を読むと、

 

関係代名詞のwhichとthatの使い分け

 

についてわかるようになります。

 

スポンサーリンク

関係代名詞のwhichかthatが使える場合

 

英語の関係代名詞には、

 

  • 人:who / that
  • ペット:who / which / that
  • ペット以外の生物:which / that
  • モノ(観念的なものも含む):which / that
  • 所有:whose

 

があります。

 

このうち、whichかthatが使われている、

 

  • 人:who / that
  • ペット:who / which / that
  • ペット以外の生物:which / that
  • モノ(観念的なものも含む):which / that

 

に的を絞って掘り下げていきます。

 

関係代名詞のwhichとthatの使い分けのために必要な前提知識

 

関係代名詞のwhichとthatの違いを知るには、

 

  • フォーマルさ
  • 修飾する文の種類

 

が必要になります。

 

このうち、フォーマルさに関しては、

 

  • フォーマル:which
  • カジュアル:that

 

という決まりになっています。

 

なので上に書いた

 

  • 人:who / that
  • ペット:who / which / that
  • ペット以外の生物:which / that
  • モノ(観念的なものも含む):which / that

 

では、それぞれ先にある関係代名詞のほうがフォーマルだと言えます(who / thatならwhoのほうがフォーマル)。

 

なので更なるwhichとthatの使い分けは、

 

  • 修飾する文の種類

 

にあるということになります。

 

そのため、

 

  • ペット:who / which / that
  • ペット以外の生物:which / that
  • モノ(観念的なものも含む):which / that

 

の3つに関わってきます。

 

修飾する文の種類によってwhichとthatの使い分けが発生する場合

 

関係代名詞が修飾する文には、

 

  • 必須文(限定的関係詞節とも呼ばれます)
  • オプション文(非限定的関係詞節とも呼ばれます)

 

があります。

 

そして、

 

  • オプション文(非限定的関係詞節とも呼ばれます)にはwhichしか使えない(thatは使えない)

 

という決まりがあります。

 

必須文(限定的関係詞節とも呼ばれます)の例

 

必須文(限定的関係詞節)は、必須と書いたとおりで

 

修飾する名詞を特定するのに必須な文

 

です。

 

なのでたとえば、

 

Give me the chocolate which you bought in France.

フランスで買ったチョコレートをちょうだい。

 

という文では、

 

which以下の文がなければなんのチョコを欲しいのかわからない(文の意味が正しく伝わらない)

 

のでwhich以下の文は必須文(限定的関係詞節)となります。

 

 

オプション文(非限定的関係詞節とも呼ばれます)の例

 

オプション文(非限定的関係詞節)は、

 

あってもなくても修飾する名詞の意味が正しく伝わる文

 

です。

 

たとえば、

 

Give me that milk chocolate, which you bought in France, on the table.

テーブルの上にある、フランスで買ったというミルクチョコレートをちょうだい。

 

の文では、コンマ(,)で囲まれたwhichの文を取り外しても

 

Give me that milk chocolate on the table.

テーブルの上にあるミルクチョコレートをちょうだい。

 

のように、どのチョコレートを指しているかわかるので、

 

コンマ(,)で囲まれたwhichの文はオプション文(非限定的関係詞節)

 

です。

 

ちなみにですが、

 

オプション文(非限定的関係詞節)はコンマで囲む

 

というルールがあります。

 

whichかthatか

 

繰り返しになりますが、

 

  • オプション文(非限定的関係詞節とも呼ばれます)にはwhichしか使えない(thatは使えない)

 

であるので、

 

必須文(限定的関係詞節):whichもthatも使える

Give me the chocolate which(カジュアルにthatも使える) you bought in France.

フランスで買ったチョコレートをちょうだい。

 

オプション文(非限定的関係詞節):whichしか使えない

Give me that milk chocolate, which(thatは使えない) you bought in France, on the table.

テーブルの上にある、フランスで買ったというミルクチョコレートをちょうだい。

 

となります。

 

関係代名詞のwhichかthatの使い分け

 

英語の関係代名詞であるwhichとthatの使い分けは、

 

  • フォーマルさ(フォーマル:which、カジュアル:that)
  • 修飾する文の種類(必須文(限定的関係詞節):whichもthatも使える 、オプション文(非限定的関係詞節):whichしか使えない)

 

で決まります。

 

 

勉強した英文法はレッスン回数無制限のネイティブキャンプを利用してネイティブと練習することによって実際に使えるようになります。今なら無料体験もしているので、早めに練習を開始するようにするのがおすすめです。

 

 

英語の勉強ならこちらも参考になるかも:

 

コメント