
There isとかthere areがある文を受動態にするときはどうすればいいの?
この記事を読むと
There is構文を受動態にする方法
についてわかるようになります。
There isの文を受動態にする2つの方法
〜がある、いるという意味で使われるthere is構文と受動態と合体させたい場合、
- 受動態+that+there is構文
- There受動態+to be(have beenも可能)+there is構文の後半部分
という2つの受動態の作り方があります。
掘り下げます。
There受動態パターンが使える動詞
上でthere is構文と受動態をつなげるときは、
- 受動態+that+there is構文
- There受動態+to be(have beenも可能)+there is構文の後半部分
の2つのパターンがあると書きましたが、このうちの
- There受動態+to be(have beenも可能)+there is構文の後半部分
になれるものは、受動態の部分で使える動詞の種類は
- Acknowledge:〜と認められている
- Agree:〜と合意されている
- Allege:〜と主張されている(証拠なしに)
- Assume:〜と仮定されている
- Believe:〜と信じられている
- Calculate:〜と計算されている/見積もられている
- Claim:〜と主張されている
- Consider:〜と見なされている/考えられている
- Demonstrate:〜と実証されている
- Discover:〜と発見されている
- Establish:〜と確立されている/明らかにされている
- Estimate:〜と見積もられている
- Expect:〜と予想されている
- Feel:〜と感じられている
- Find:〜と分かっている/発見されている
- Hope:〜と望まれている
- Intend:〜と意図されている
- Know:〜と知られている
- Plan:〜と計画されている
- Report:〜と報告されている
- Reveal:〜と明らかにされている
- Say:〜と言われている
- See:〜と見られている(=思われている)
- Show:〜と示されている
- Suppose:〜と仮定されている/考えられている
- Think:〜と考えられている
- Understand:〜と理解されている
となります。
これは、【やり直し英語:報告系動詞の受動態で、主語を強調したいとき】で紹介した、to受動態と同じ種類の動詞です。
なのでたとえば、
この森には古代の精霊が宿っていると信じられている。:
- It is believed that there are ancient spirits residing in this forest.
- There are believed to be ancient spirits residing in this forest.
その地震で1000以上の建物が倒壊したと推定された。:
- It was estimated that there were more than a thousand buildings destroyed by the earthquake.
- There were estimated to be more than a thousand buildings destroyed by the earthquake.
のように作れます。
通常パターンとto beパターンは何が違うの?
There is構文を受動態とつなげる際の、
- 受動態+that+there is構文
- There受動態+to be(have beenも可能)+there is構文の後半部分
は両方とも意味は同じです。
ただ、
- 受動態+that+there is構文:受動態で過去分詞になっている動詞の意味に焦点がある
- There受動態+to be(have beenも可能)+there is構文の後半部分:there is文で伝えられている存在してるモノやヒトに焦点がある
というニュアンスの違いがあります。
なので、たとえば
その地震で1000以上の建物が倒壊したと推定された。:
- It was estimated that there were more than a thousand buildings destroyed by the earthquake.:推定されているというニュアンスを強調
- There were estimated to be more than a thousand buildings destroyed by the earthquake.:建物があるということを強調
という違いがでます。
There is構文を受動態と使うなら
存在をあらわすthree is構文を受動態とつなげる場合は、
- 受動態+that+there is構文:受動態で過去分詞になっている動詞の意味に焦点がある
- There受動態+to be(have beenも可能)+there is構文の後半部分:there is文で伝えられている存在してるモノやヒトに焦点がある
という2つの方法があります。
また、このパターンが可能なのは、
- Acknowledge:〜と認められている
- Agree:〜と合意されている
- Allege:〜と主張されている(証拠なしに)
- Assume:〜と仮定されている
- Believe:〜と信じられている
- Calculate:〜と計算されている/見積もられている
- Claim:〜と主張されている
- Consider:〜と見なされている/考えられている
- Demonstrate:〜と実証されている
- Discover:〜と発見されている
- Establish:〜と確立されている/明らかにされている
- Estimate:〜と見積もられている
- Expect:〜と予想されている
- Feel:〜と感じられている
- Find:〜と分かっている/発見されている
- Hope:〜と望まれている
- Intend:〜と意図されている
- Know:〜と知られている
- Plan:〜と計画されている
- Report:〜と報告されている
- Reveal:〜と明らかにされている
- Say:〜と言われている
- See:〜と見られている(=思われている)
- Show:〜と示されている
- Suppose:〜と仮定されている/考えられている
- Think:〜と考えられている
- Understand:〜と理解されている
という動詞の種類に限られています(ちなみにたくさん動詞がありますが、少しずつ慣れていくことがおすすめです)。
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