皆っていう意味のeveryoneは単数形?複数形?他にも似たような言葉があって迷ってしまう……。
この記事を読むと、
単数形か複数形かわかりずらい英語の名詞
についてわかるようになります。
単数か複数か?まぎらわしい名詞は3つのパターンに整理する
英語で単数形か複数形か迷う名詞は、
- 常に単数形
- 常に複数形
- 意味的に単数形にも複数形にもなる
という3つのパターンに分かれます。
それぞれ例えば、
- 常に単数形:everyone、food…
- 常に複数形:people、police…
- 意味的に単数形にも複数形にもなる:family、club…
などがあります。
掘り下げます。
まぎらわしいけど常に『単』数形になる名詞
日本人的には、なんかいっぱいいるはずなのに、なんで単数形扱い?という英語の名詞の代表格が、
- Everyone、everybody、every one
- Anyone、anybody、 any one
- Someone、 somebody、 something
- No one、nobody
です。
これは例えば、everyoneは『みんな』という意味の1つの観念として捉えているからです。
1人1人に差異はあるはずなのに、そういうのを無視してまとめているので単数扱いです。
似た考え方で、
- Furniture – 家具
- Baggage – 荷物
- Jewelry – 宝石類
- Advice – 忠告
- Food – 食べ物
といった言葉も常に単数形を使います(例えばFood:食べ物という言葉は、特に具体的に食べるモノの名称を表していないけど、そのそれぞれを意味もする全体的で観念的な名詞です)。
まぎらわしいけど常に『複』数形になる名詞
上で差異はあるけど1つにまとめたので単数形とあるのですが、同じような感じを受けるのに常に複数形という英単語があります。
その代表格が、
- People:人々
- Police:警察(組織)
- Personnel :職員
です。
日常語でもあるので、この3つは常に複数形であることは覚えてしまったほうがいいです。
また、常に複数形ですが人によってはあまり日常的には使わない名詞として、
- Cattle:家畜の牛
- Poultry:家畜の鳥
- Vermin:害虫
も頭の片隅に入れておくとよいかもしれません。
意味によって単数形にも複数形にもなる名詞
扱い方が一番まぎらわしい名詞(と個人的には思っている)として、
意味によって単数形にも複数形にもなる名詞
です。
例えばfamilyがそれにあたります。
こういった名詞は3つの使い方があります。
例えば、
- 単数として使う:My family is fine.:私の家族(一族として)は元気です。
- 複数として使う:My family are trapped in the airport.:私の家族たち(個々のメンバーが念頭にある)が空港で足止めを食らっています。
- 複数形にして複数として使う:We need to support families in need.:助けが必要な家族を支援する必要があります。
のように使います。
似たような用例になるのに、
- Club:クラブ
- Team:チーム
- Class:クラス
- Crowd:群衆
があります。
orとandは単数形?複数形?
名詞自体ではないのですが、
- 名詞 or 名詞:単数扱い
- 名詞 and 名詞:複数扱い
というのも時々迷うかもしれないので一応書いておきます。
具体的には、
- He or she may come.:彼か彼女のどちらかが来るだろう。
- He and she may come.:彼も彼女も(=彼ら)は来るだろう。
のようになります。
単数形か複数形かまぎらわしい英語の名詞
英語で単数形か複数形かまぎらわしい名詞には、
- 常に単数形
- 常に複数形
- 意味的に単数形にも複数形にもなる
の3つのパターンがあります。
例として、
- 常に単数形:everyone、food…
- 常に複数形:people、police…
- 意味的に単数形にも複数形にもなる:family、club…
などがあるのを紹介しました。
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