英語の勉強をしていると、ときどきShouldで始まる条件文みたいのがでてくるけど、あれは何?
この記事を読むと、
倒置文で作る仮定法・条件法
についてわかるようになります。
倒置文で作る条件法・仮定法
結論から書くと、
IF文を変更する:
- 条件法現在:Should + 主語 + 動詞の原形
- 仮定法現在:Were + 主語 + to 不定詞
- 仮定法過去:Had + 主語 + 過去分詞
というのが、
倒置文で条件法・仮定法を作るとき文型
です。
倒置文にすると強調ができます。
掘り下げます。
条件法現在の倒置文
条件法現在は、
現在取れる条件とその結果
を示します。
If we take a train, we would arrive there faster.
電車に乗れば、もっと早く到着するかもしれない。
みたいな文です。
これを倒置文にする場合は、
IF文を変更する:
- 条件法現在:Should + 主語 + 動詞の原形
なので、
- If we take a train, we would arrive there faster.
- Should we take a train, we would arrive there faster.
電車に乗れば、もっと早く到着するかもしれない。
となります。
言い換えると、
条件法現在:IfをShouldに変更する
となります(倒置文にはなっています)。
仮定法現在の倒置文
仮定法現在は、
現在起きていることでないことの仮定とその結果
です。
つまり、
If we took a train, we would arrive there faster.
もし電車に乗っていたら、もっと早く着くだろう。
のような文となります。
仮定法現在を倒置文にする場合は、
IF文を変更する:
- 仮定法現在:Were + 主語 + to 不定詞
となるので、
- If we took a train, we would arrive there faster.
- Were we to take a train, we would arrive there faster.
もし電車に乗っていたら、もっと早く着くだろう。
となります。
主語が何でも(1人称単数でも)Wereが使われる
ので、ちょっとした注意が必要です。
むしろ、
- Wereと文頭に置く
- 主語の後ろにTo不定詞
と言語化してしまうのがよいかもしれません。
仮定法過去を倒置文にする
仮定法過去は、
過去に起きていないことの仮定とその結果
を表します。
つまり、
If we had taken a train, we would have arrived there faster.
電車に乗っていたら、もっと早くついていただろうに。
のような文になります。
仮定法過去を倒置文にする場合は、
IF文を変更する:
- 仮定法過去:Had + 主語 + 過去分詞
となるので、
- If we had taken a train, we would have arrived there faster.
- Had we taken a train, we would have arrived there faster.
電車に乗っていたら、もっと早くついていただろうに。
のようになります。
- Ifがなくなる
- Hadが文頭に移動する
とも言い換えられます。
倒置文で仮定法・条件法の文を作るなら
倒置文を使うと、仮定法・条件法を強調できます。
作り方は、
IF文を変更する:
- 条件法現在:Should + 主語 + 動詞の原形
- 仮定法現在:Were + 主語 + to 不定詞
- 仮定法過去:Had + 主語 + 過去分詞
というものでした。
それぞれ地味に作り方が違うので、いくつか自分でも作って覚えるのがおすすめです。
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