文に時間の表現を足したいんだけど、前置詞がいろいろあってどれを使ったらいいのか迷わない?
この記事を読むと、
in、on、atを時間表現として使うときの基本的な違い
についてわかるようになります。
ざっくりとしたin、on、atの違い
英語の文に時間の情報を足したいときに、in、on、atのどれを使えばいいのかで特に迷うときはないでしょうか。
時間に関してはいろいろあるのですが、基本的な違いを結論から書くと、
- In:広がりのある時間
- On:カレンダー的時間
- At:時計的時間やポイント的時間
のようなざっくりとした違いになります。
掘り下げます。
前置詞(時間)inの使い方
前置詞inを時間的な表現とするときは、
広がりのある時間
を意識します(後で紹介するonやatと比較するとよりわかりやすいです)。
なので例えば、
- 年
- 月
- 旬
- 季節
- 年代
- 過去現在未来
- 時間帯(朝、昼、夕方など)
- 所要時間
などの言葉と使われます。
具体的には。
年:
I was born in 1999.
1999年に生まれました。
月:
I was born in January.
1月に生まれました。
旬:
I was born in the middle of January.
1月中旬に生まれました。
季節:
I was born in winter.
冬に生まれました。
年代:
I was born in the nineties.
90年代に生まれました。
過去現在未来:
It happened in the past.
それは過去に起こりました。
時間帯(朝、昼、夕方など):
I was born in the morning.
朝に生まれました。
所要時間:
I was born in 30 minutes.
30分で生まれました。
のようになります(過去未来の例文は無理やり感が強いですね(笑))。
年代、過去現在未来、時間帯のときは定冠詞が要る
ということにも注意が必要です。
前置詞(時間)onの使い方
前置詞onを時間表現で使う場合、最初の頃は
カレンダー的時間
を意識するのがおすすめです。
なので例えば、
- 日付
- 曜日
- イベント日
なので使われます。
具体的には、
日付:
I work on 5th June.
6月5日は働いています。
曜日:
I work on Sunday.
日曜日、働いています。
I work on Sundays.
毎週日曜日、働いています。
イベント日:
I work on my birthday.
自分の誕生日は働いています。
のようになります。
前置詞(時間)atの使い方
前置詞atを時間の表現として使う場合は、
時計的時間やポイント的時間
を意識すると最初の頃は覚えやすいです。
例えば、
- 時間
- 特定の時間帯
- 開始・終了点
などを表すことができます。
具体的には、
時間:
I sleep at 1:11.
1時11分に寝ます。
特定の時間帯:
I sleep at noon.
正午に寝ます。
I sleep at lunch.
お昼ごはんの時間に寝ます。
I sleep at present.
I sleep at the moment.
いま、寝てます。(腕時計をコツコツ指して言っているイメージが湧きませんか(笑))
開始・終了点:
I wake up at the end of March.
3月の終わりに目を覚まします(冬眠明け?)。
があります。
が、1つだけ、
夜に:at night
は特別表現として覚えておいたほうがいいです。
I sleep at night.
わたしは夜に寝ます。
他の時間帯がinを必要にするとのは違い(in the morning, in the afternoon, in the evening)、
nightは冠詞も要らないしatを取る
と覚えておいたほうがいいです。
In、on、atを時間的前置詞と使うときの基本
英語の文に時間情報を使いしたいときは、
- In:広がりのある時間
- On:カレンダー的時間
- At:時計的時間やポイント的時間
というふうにざっくりと覚えて、少し例文を理解したら、あとは実際の英文を読んで慣れていったり、実際に使ってみるのがおすすめです。
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