英語の間接話法を勉強しているけど、ときどき動詞の時間が変化しているような気がするけどどうして?
この記事を読むと、
間接話法で動詞の時制を一致させるルール
についてわかるようになります。
間接話法は、
について同時に勉強すると、覚える内容が多くて混乱します。
なので、分けて勉強するのがおすすめです。
間接話法の時制を変化させるときの基本
間接話法では、
文全体の発言のタイミングに合わせて引用文の時制を調整する
というルールがあります。
たとえば、
遅れるって、彼に言いました:
- 直接話法:I told him “I’m late.”
- 間接話法:I told him that I was late.
のように、
間接話法では引用文の内容(遅れたのは過去)を伝える
ことが必要になります(直接話法では発言そのものを伝える)。
そして、時制の変化で気を付けるべきは、
- 引用文の時制を変える
- 時制の変わらないケース
の2つです。
深掘りします。
引用文の時制を変える
引用文の動詞を変化するには、
- 過去完了形はそのまま
- 現在〇〇→過去〇〇、過去〇〇→過去完了〇〇にする
という2つのルールがあります。
過去完了形は変更しない
引用文の時制では、
過去完了のときはそのままにする
というルールがあります。
なのでたとえば、
彼女はもう去ったと彼は言った:
- He said “She had already left.”
- He said that she had already left.
のようになります。
現在〇〇→過去〇〇、過去〇〇→過去完了〇〇にする
引用文の時制が過去完了以外で、変更する必要がある場合、
- 現在〇〇を過去〇〇にする
- 過去〇〇を過去完了〇〇にする
というルールがあります。
具体的には、
- 現在単純形→過去単純形
- 現在完了形→過去完了形
- 過去単純形→過去完了単純形
のようになります。
ちなみにそれぞれの進行形バージョンは、
- 現在進行形→過去進行形
- 現在完了進行形→過去完了進行形
- 過去進行形→過去完了進行形
となります(上の3つだけを先に覚えて、それから『進行形もできる』と覚えると楽かもしれません)。
というわけでたとえば、
わたしはOKって言った:
- I said “I’m OK.”
- I said that I was OK.
わたしはそこにいたと言った:
- I said “I have been there.”
- I said that I had been there.
わたしはOKだったと言った:
- I said “I was OK.”
- I said that I had been OK.
のようになります(進行形は省略)。
時制を変更しない
間接話法でやりがちなのが、
間接話法なのでシステマティックに時制を変更してしまうという間違い
です(僕も気を抜くとしがちです)。
しかし、上でも書いたとおり、
間接話法では引用文の内容を伝える
ので、
引用文の内容が、文全体の発言時にもまだ過去になっていない場合はそのまま
という決まりがあります。
なのでたとえば、
私はそこで働いていると言いました:
- I said “I work there.”
- I said that I work there.
と言うことができます。
これは、
I(わたし)は『I said that I work there.』と発言した時点でも『I work there』なので、引用文の時制がそのまま
になっています。
間接話法の時制の変化について勉強するなら
英語の間接話法の時制は、
文全体の発言のタイミングに合わせて引用文の時制を調整する
ということをし、具体的には大きく
- 引用文の時制を変える
- 時制の変わらないケース
に分かれ、引用文の時制を変える場合は、
- 過去完了形はそのまま
- 現在〇〇→過去〇〇、過去〇〇→過去完了〇〇にする
となります。
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