【やり直し英語:間接話法の基本をわかりやすく】

文法

 

英語の間接話法を勉強しているけど、よくわからない……。

 

この記事を読むと、

 

英語の間接話法の基本

 

についてわかるようになります。

 

間接話法は、

 

 

について同時に勉強すると、覚える内容が多くて混乱します。

なので、分けて勉強するのがおすすめです。

 

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英語の間接話法とは

 

英語には、

 

  • 直接話法
  • 間接話法

 

というものがあります。

 

何は論より証拠、

 

彼女は月へ行きたいと彼は言っている:

直接話法:He says she wants to go to the moon.

間接話法:He says that she wants to go to the moon.

 

大きな違いは、

 

直接話法:クォーテーションマークでHEの発言をそのまま(直接)引用

間接話法:thatのあとにHEの発言を文章に適応させて(間接)引用

 

クォーテーションマークは日本語の括弧のようなもの。

よく誰かのセリフをそのままその中にいれているのを見かけますね。

例:「彼女は月へ行きたい」と彼が言っている。

 

それに対して間接的な用法は、

 

誰かが言っている・言ったことを別の誰かがその場に合わせて伝える

 

ことなので、たとえば日本語でも、

 

  • 1月1日の発言:「明日来る」と彼が言いました。
  • 1月1日の発言:明日来ると彼が言いました。
  • 1月2日の発言:今日来ると彼が言いました。

 

1月1日に「明日」と言った場合、それは1月2日を意味します。

なので、同じセリフを1月2日に引用する場合は、明日→今日にしたほうが意味が伝えやすいです。

 

そういった変化が間接話法には必要です。

 

が、この記事ではそういう難しいことはあとにして、ひとまず英語の間接話法はどう作るのかということについて書いていきます。

 

間接話法の3つの種類

 

英語の間接話法の種類は、

 

  • 普通の文
  • 疑問文
  • 命令文

 

の引用の3つに分かれます。

 

3つに分けるのは、文の作り方が違うからです。

たとえば、

 

普通の文:He says to me that : 彼は~と私に言った

疑問文:He asks me what : 彼は何が~と私に言った

命令文:He orders me to : 彼は~しろと私に言った

 

のようになります(あとで書きますが、疑問文の引用で使われている疑問詞は色々あります)。

 

だから、

 

メインの文(He say / asks / orders)+ 引用文(that / what / to~)

 

のようになります(メインの文の動詞は一例です)。

 

深掘りしていきますね。

 

間接話法の基本的な作り方

 

上に書いたとおり、間接話法には

 

  • 普通の文
  • 疑問文
  • 命令文

 

の3つのタイプがあり、微妙に作り方がことなっています。

 

間接話法で普通の文を引用する

 

間接話法で普通の文を引用するときは、

 

メインの文 + that + 普通の文

 

という形になります。

 

たとえば、

 

He says she wants to go to the moon.

彼女が月へ行きたがっていると彼は言う

 

という文は、

 

He says that she wants to go to the moon.

 

のように変えます。

 

間接話法で疑問文を引用する

 

間接話法で疑問文を引用するときは、

 

メインの文 + 疑問詞 + 普通の順番の文

 

を使います。

 

特に重要なのが、

 

普通の順番の文

 

のところです!

……疑問詞が来ると、ついつい疑問文を作りそうになってしまうんですよね…(汗)

 

ところで、疑問文には2つの種類があるって知っていますか?

その2つとは、

 

  • イエス・ノー疑問文
  • わからない内容を聞く疑問文

 

そしてなぜわざわざそんなことを聞くかというと、微妙に使う言葉が違うからです。

 

  • イエス・ノー疑問文に使う疑問詞:ifかwhether(意味的な違いなし)
  • わからない内容を聞く疑問文に使う疑問詞:それ以外の疑問詞

 

というわけで、

 

He always says to me  “Is it alright?

彼はいつも「これは大丈夫か」と私に言う

 

という文は、

 

He always asks me if (whether) it is alright.

彼はいつも私にこれは大丈夫か聞く

 

のようになるし、

 

He says to me “What is this?

彼は「これは何」と私に言う

 

という文は、

 

He asks me what this is.

彼は、これは何だと私に聞く

 

のようになります(語順に注意!)。

 

ちなみにメインの文の動詞は、尋ねる系の意味を持つ、ask, inquireなどが使われます。

 

間接話法で命令文を引用する

 

間接話法で命令文を引用する場合は、

 

メインの文 + to不定詞

 

の形に。

 

なので、

 

He said to me “Eat this.

これを食べろと彼は私に言った。

 

という文は、

 

He ordered me to eat this.

 

のようになります。

 

ちなみにですが、命令文を間接話法にするときは、メインの文の動詞を命令を意味しているものを使います(command, instructなど)。

 

ちなみにですがの2つ目として、否定の命令の場合は、

 

メインの文 + not to不定詞

 

を使います。

 

というわけで、

 

He ordered me to eat this.:これを食べろと彼は私に命令した。

He ordered me not to eat this.:これを食べるなと彼は私に命令した。

 

となります。

 

間接話法の基本の作り方

 

英語の間接話法は、

 

  • 普通の文
  • 疑問文
  • 命令文

 

の3タイプがあり、それぞれの基本的な作り方は、

 

  • 普通の文:メインの文 + that + 普通の語順の文
  • 疑問文:メインの文 + 疑問詞 + 普通の語順文
  • 命令文:メインの文 + to不定詞

 

となることについて書きました(文の種類によって、メインの文の動詞が変わるのもミソです)。

 

しかしここまではあくまでも間接話法の基本。

間接話法を使いこなすには、もうひとつ覚えなければならないことがあるのですが、それは別記事で(全部一緒に覚えようとすると混乱をきたす量なので)。

 

 

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