【やり直し英語:場所の前置詞in、on、atの使い分けをわかりやすく】

文法

前置詞in、on、atって何が違うの?

 

この記事を読むと、

 

英語の場所の前置詞in、on、atの違い

 

についてわかるようになります。

 

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ざっくりとしたin、on、atの違い

 

前置詞in、on、atを場所の前置詞として使うときは、結論から書くと、

 

  • in:境界の内側
  • on:表面(上下関係なく)
  • at:座標

 

というようなざっくりとした意味上の違いが前置詞in、on、atにはあります。

 

そしてここから派生した抽象的な意味に少しずつ慣れていくのが肝になります。

 

掘り下げます。

 

前置詞in

 

前置詞inには、

 

  • 境界の内側

 

のような意味があります。

 

そのため、

 

He is in a box.:彼は箱の中にいる

He is in Japan.:彼は日本にいる

 

のように、箱のように囲まれた中や、日本という国境で囲まれた中という意味になります。

 

また派生として、

 

職場や学びの場といった活動の場を物理的な場所にいてその活動をしているとするとき

 

にもinを使います。

 

たとえば、

 

He is in class.:彼は教室にいる(授業を受けている)

 

のように使います。

 

前置詞on

 

前置詞のonを場所の前置詞として使う場合は、

 

  • 表面(上下関係なく)

 

という意味があります。

 

これは、

 

A cat is on the table.:猫がテーブルの上にいる

A spider is on the wall.:蜘蛛が壁にいる

 

のように、表面に存在があれば『上』でなくても使えるということに注意が必要です。

 

派生として、

 

  • 階:A cat is on the 5th floor.:猫は5階にいます
  • 公共交通機関:A cat is on a bus.:猫がバスにいます
  • 道や水辺(湖、川、海)などに沿った位置:London is on the River Thames.:ロンドンはテムズ川沿いにあります

 

にも使えます。

 

前置詞at

 

一番難関なのが、場所を示すときに使われるatです。

基本的な意味は

 

  • 座標

 

なので、いわゆる地図上の点のようなイメージです。

 

A cat is at the entrance.:猫は入口にいる(入口の中とか三和土の上とかいう具体的な場所というよりは、家の図面での入口のようなイメージ)

 

のように使います。

 

派生が多いのもatの特徴。

 

  • 住所:He lives at 111 Japan street.:彼は111 Japan streetに住んでいる
  • サービスの提供を受ける場:He is at the hairdresser’s.:彼は美容院にいる
  • 会社、お店を活動の場とみるとき:He is working at Google.:彼はグーグルで働いている
  • グループ活動(イベントや学校など):He was at school this morning, but now at the party.:彼は今朝は学校にいたけど、今はパーティーにいる

 

などに使います。

 

前置詞を覚えるコツ

 

前置詞を覚えるときは、

 

意味だけでなく一緒に使われている単語も含めて覚えていく

 

というのがおすすめです。

 

というのは、単語単体でinの意味は……と覚えていっても、他の前置詞とのグレーゾーンがあったり、意味自体が抽象的すぎて難しいからです。

 

なので最初のころは、前置詞を見かけたら、どういう意味で使われているのかをまわりの単語からも推測して見ていくのがおすすめです。

 

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