リスニングの勉強をしているけど、聞き洩らしが多い……。
この記事を読むと、
リスニングでは一言一句を聞き取る必要がない理由
についてわかるようになります。
リスニングは一言一句を聞き取らなくてもよい2つの理由
結論から書くと、
- 理解に必要な単語を聞き取るだけでもよい
- そもそも1つの単語として発音されていないことがある
という2つの理由により、
リスニング中に一言一句を聞き取る必要がない
と言えます。
掘り下げます。
理解に必要な単語を聞き取るだけでもよい
1つの文はさまざまな語によって成り立っています。
そしていろいろ省略できる日本語と違い、英語は文を作るときに多くの語を使う必要があります。
しかし、
文の核となる情報さえ聞き取れれば、通常問題はない
です。
たとえば、
- 誰(何)が
- 何をした・どうした
- どこで
- いつ
という情報さえ聞き取れれば、他の文の要素は聞き洩らしてもリスニングには問題がありません。
たとえば、at homeという言葉が文の中にあったとしら、homeさえ聞き取れれば『どこで』の情報としては充分です。
こんな感じで、
- 冠詞
- 前置詞
は聞き取れなくてもよいほうの言葉になることが多いです。
また、前後の文から意味が予想できることが多いので、
- 接続詞
- 副詞
- 代名詞
も聞き取れなくても問題がないことが多いです。
そもそも1つの単語として発音されていないことがある
上で紹介したような、
文の核である情報『以外』の単語は弱く発音される傾向がある
ので、前後の単語とくっつくことがあります。
日本語でも『チェキラ』でおなじみな
Check it out
が代表格でしょうか。
itの音は前後のcheckとouの音と融合し、outのtの音はほとんど聞こえない(無音と融合)場合が多いです。
こういうような言葉はリスニング中によく遭遇するのですが、『言っておく』を『言っとく』と言い換えられる日本語と違い、英語では公式には違う言葉で書くことができません。
そのため、このような融合してしまった言葉に限っては、一つ一つの言葉を聞き取ろうとするのではなく、まとまりとして理解できればOKとする必要があります。
一言一句を聞き取れなくてもリスニングでは問題ありません
リスニングでは、
- 理解に必要な単語を聞き取るだけでもよい
- そもそも1つの単語として発音されていないことがある
ということがあるので、多少の聞き逃しがあっても問題にならないです。
通常は、文の核となる情報さえ聞き取れれば問題がない
ので、あまり思いつめずに勉強をするようにするのがおすすめです。
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