【独学で英語の文法を身につけることができない1つの理由】

スピーキング

英文法の参考書を買って勉強しているから、これで英文を自由に読めたり書けるようになるよね?

 

この記事を読むと

 

英文法を独学で身につけることができない理由

 

についてわかるようになります。

 

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英文法を独学で身につけることができない1つの理由

 

結論から書くと、

 

人の脳は12歳から15歳ぐらいで文法に関する箇所が母語にチューニングされてしまう

 

ため、それ以降は

 

外国語の文法の正しさの最終的や判断ができなくなる

 

ということが起きます。

つまり、

 

その辺りの年齢までに英語の文法を『すべて』理解していない

 

場合、

 

自分で作った英語の文の正しさの判断ができない

 

という状況になります。

 

文の正しさの判断とは、

 

文法的な説明ができなくても、感覚的に文が間違っていると分かること

 

です。

 

国語や日本語の先生でなくても、僕たちは日本語で書かれた文が間違っているかいないかの判断ができるかと思います。

 

具体的に間違いの原因を説明できるときもありますが、できないときもありますね。

 

そういった文の正しさの判断の能力を持つための臨界期12から15歳だと言われています。

 

そのため、

 

僕たち多くの日本人が英文を作るときには、ネイティブに文の判断をされることを重ねる必要

 

があります。

 

掘り下げます。

 

ネイティブの助けが必要な文法の勉強

 

英文法の勉強は、

 

  • 独学ができるパート
  • ネイティブの助けが必要なパート

 

に分かれます。

簡単に説明すると、

 

  • 独学できるパート(インプット):参考書や問題集など答えがある勉強
  • ネイティブの助けが必要なパート(アウトプット):自分のオリジナルの文を作るとき(答えのない英作文)

 

です(英作文とはスピーキング(英会話)とライティングの両方のことを指しています)。

 

なぜなら、

 

参考書や問題集にある英文(模範解答)をそのまま使う場合は、ネイティブの判断は要らないから

 

です。

たとえば、Good morningを間違える心配はありません。

 

しかし、

 

自分が話したいことをオリジナルな英文にする

 

とき、

 

そのオリジナルな英文が正しいのかどうかの判断はネイティブに任せるしなかい

 

ということになります。

 

解答がないから

 

です。

 

  • 単語の繋がり(コロケーション)
  • 時制
  • 前置詞
  • 接続詞
  • 冠詞

 

などなど、色々な箇所で英文法の正しさが感覚で判断できない僕たちは、

 

ネイティブに判断されて少しずつ自己修正を重ねる必要

 

があります。

 

ルールを知っていても、実際に上手になるためにはフィールドで試合をするしかないスポーツのようなものです。

 

ネイティブによる英文のお直しにはオンライン英会話がおすすめです

 

自分で作ったオリジナルの英文の修正をしてもらうなら、

 

ネイティブの英語講師から

 

ベストな選択です。

 

なぜなら、

 

  • 感覚で文法の正しさの判断ができる
  • 理論的に間違いの説明ができる

 

という2つの条件があるからです。

 

日本人の英語講師の場合、ほとんどは感覚で文法の正しさの判断ができません(子供の頃からのバイリンガルなら別です)。

 

しかし、英語のネイティブでも英語講師でない場合は、理論的に間違いの説明はできません。

 

そのため、オリジナル英文の修正を受けるのには

 

ネイティブ(もしくはバイリンガル)の英語講師が一番よい

 

です。

 

そして例えばネイティブキャンプなどのオンライン英会話なら、

 

  • 時間にあまり縛られない
  • ネットがあればどこでもできる
  • マンツーマンでできるのに英語教室より安い

 

ので、断然おすすめです。

 

※おすすめのオンライン英会話については【学習タイプ別!おすすめなオンライン英会話レッスン5選】もご参考くださいませ。

 

英文法をしっかり身につけたいのならネイティブの助けが必要です

 

英文法の勉強は

 

  • 独学できるパート:参考書や問題集など答えのあるもの
  • ネイティブの助けが必要なパート:オリジナル英文の正しさ判断と修正

 

の2つに分かれていました。

 

独学できるパートだけの勉強をしていても、英文法を完璧に身につけるのは難しいです。

 

もしこれまでに自分のオリジナルの英文をネイティブの英語講師に見てもらったことがないのなら、ぜひ確認してもらうのがおすすめです。

 

 

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