英語を話したいけど間違えたくないし、文法の問題集はたくさん間違いがあって嫌になるし…
この記事を読むと、
英語を間違えたくないという強迫観念を壊す方法
についてわかるようになります。
英語は間違えていけないという強迫観念
英語の勉強をしていると、
- 英語を話したいけど間違えると恥ずかしい
- 問題集の英語の問題がきちんと解けなくてがっかりする
という経験をしたことがないでしょうか。
僕はあります。
でも、
- ふだん日本語を話すときに間違いを恐れる
- ちょっと難しい漢字の書き方を忘れてがっかりする
ということはないのではないでしょうか。
日本語を話すときにちょっと間違えても、漢字の書き方をちょっと忘れても、日本語を話したり、漢字を書くこと自体を止めたりはしません。
一瞬恥ずかしく思うだけです。
それなのに、英語については、
- 間違えると恥ずかしいから英語を話そうとしない
- 問題集の問題が解けないから英文法が嫌になったり英語の勉強を忌避してしまう
というような極端なことが起きがちです。
どうして英語は間違えてはいけないという緊張感があるのか
英語を間違えたくない。
を反対に言うと、『英語は常に正しく使わないといけない』になります。
しかし、上でも見たとおり、僕たちは日本語でも言い間違えたり書き間違えたりします。
それでも、日本語を使うことを止めようとはしません。
英語とのこの反応の違いはどこにあるのか。
それは、英語教育にあるのではないでしょうか。
英語を学校で学ぶと、どうしても成績に関係してくるので、間違えないようにしたほうがいい、となります。
間違えると成績が下がる。
成績が低いと落伍者扱いされる(ちなみに僕は中学の英語の試験で0点を叩き出して先生に怒鳴られたことがあります)。
そんな経験をしていたり、記憶があると、
英語を間違えることはよくないことだ
という意識を持ちやすくなってしまいます。
英語は道具という本当の意味
いま現在学校で英語を勉強している人は、成績との兼ね合いでなるべく間違えないほうがいいです。
しかし、
成績とは関係なく英語を使えるようになりたい
と思っている人は、
英語も日本語も道具である
なので、
一番たいせつなことは駄目なコミュニケーションをしないことである
というふうに考えるようにするのがおすすめです。
具体的には、
- 英語を話せる状況にあるのに、恥ずかしがって無言や無視
- 話し相手が真剣に聞いているのに、自分の英語の間違いに気が付いて途中で話すのを止めてしまう
というなのが、英語を使った駄目なコミュニケーションです(もちろん英語で相手を侮辱したり意地悪するのはもってのほかです)。
日本語と同じで、英語を間違えるのはご愛敬です。
問題集についても、成績と関係ないのなら、問題が解けなくても先に解答を見て解き方を覚えればいいのです。
いい点数を取るのが目的ではなく、どうすれば一人で正解にたどり着けるようになるか、を練習するのが目的だからです。
英語を間違えたくないのなら
日本語も英語も僕たちは間違えます。
なのに英語の間違えを極端に恐れる理由は、
成績に結びついている英語教育の影響
が強いかと思います。
なので、成績に関係なく英語が上手になりたい人は、
一番たいせつなことは駄目なコミュニケーションをしないことである
というふうに考えて、
間違えてもいいので英語でコミュニケーションを取っていくことがおすすめ
です。
※ちなみに、僕たちが日本語を間違えることもあるように、英語のネイティブでも英語の間違いをすることがありますよ。
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