【やり直し英語:動詞のing形である動名詞の5つの使い方をわかりやすく】

文法

英語の勉強をしているけど、ing形の使い方がよくわからない。

 

この記事を読むと、

 

動名詞の5つの使い方

 

についてわかるようになります。

 

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動名詞と現在分詞の違い

 

英語の動名詞と現在分詞は同じ

 

動詞のing形

 

という形をしています。

 

その役割の違いは、

 

  • 動名詞:名詞として使われる
  • 現在分詞:動詞や形容詞として使われる

 

となります。

 

この記事では、そのうちの動名詞について書いていきます。

 

動名詞の5つの使い方

 

動名詞は、

 

その動詞で表していることを名詞にした言葉

 

です。

 

言い換えると、

 

~する→~すること

 

というふうにすることです。

 

そして動名詞には、

 

  • 主語
  • 目的語
  • 前置詞のあとで使われる
  • 特定の表現の一部で使われる
  • 特定の動詞のあとで使われる

 

という5つの使い方があります。

 

動詞にingが付いているのですが、動名詞は『名詞』なので、いわゆる『名詞』の扱いと同じになります。

 

主語

 

動名詞は主語として使うことができます。

主語は、文の『誰(何)が』にあたる位置にいる言葉のことです。

 

なので、

 

普通の名詞:

He is interesting.:彼はおもしろい

 

動名詞:

Skiing is interesting.:スキーをするのはおもしろい

 

のように言うことができます。

 

目的語

 

名詞であるので、動名詞は目的語になることもできます。

 

目的語とは『~を』や『~に』にあたる言葉で、動詞で表している行為の影響を受ける対象となっている言葉のことです。

 

なのでたとえば、

 

普通の名詞:

I prefer meat to fish.:私は魚より肉のほうが好きです。

 

動名詞:

I prefer drinking to eating.:私は食べることより飲むことのほうが好きです。

 

のように使えます。

 

前置詞のあとで使われる

 

英語の文法の決まり事の1つに、

 

前置詞の後は名詞しか使えない

 

というものがあります。

 

なので、

 

動詞と一緒に前置詞を使いたい場合は動名詞にすると使える

 

ということが起きます。

 

なので、

 

普通の名詞:

After that, you can leave here.:そのあとで、ここから出て行ってもいいですよ

 

動名詞:

After studying abroad, she became more confident in her language abilities.:海外で勉強することによって、彼女は自身の言語能力にもっと自信を持つようになった

 

のようになります。

 

特定の表現の一部で使われる

 

よく使われる表現の中には、動名詞と一緒に使われるものがあります。

そういった表現は1つずつ少しずつ覚えていくしかありません。

 

たとえば、

 

It’s worth doing it.:それはするのに値する

 

のようなものがあります。

 

特定の動詞のあとで使われる

 

動詞のなかには、その目的語として動名詞も使えるものがあります。

こういった動詞も少しずつ覚えていくしかありません(が、勉強をしていくうちに大半は自然と身についていきます)。

 

というわけで、たとえば

 

I’ll never forget travelling in Mexico.:メキシコで旅行したことは絶対に忘れないだろう

 

のように使えます(動詞と動名詞については、【やりなおし英語:動詞+to不定詞と動詞+ing形とのちがいをわかりやすく】も役に立つかもです)。

 

動名詞を使えるようになるには

 

動名詞は、

 

名詞として使われる動詞をing形にしたもの

 

であり、

 

  • 主語
  • 目的語
  • 前置詞のあとで使われる
  • 特定の表現の一部で使われる
  • 特定の動詞のあとで使われる

 

という5つの使い方ができます。

 

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