【やり直し英語:あまり勉強で出てこないけど知っていると高評価な未来表現をわかりやすく】

文法

英語を勉強しているんだけど、あまり見かけない表現で未来形みたいに使われててよくわからない…汗

 

この記事を読むと、

 

あまり目立たない英語の未来表現

 

についてわかるようになります。

 

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未来を表すように見えないけど未来を表す英語の表現

 

英語の未来形の花形といえばなによりもwillですよね。

なんでもかんでもwillつけておけば未来の話になる。

 

そう信じていたときが僕にもありました。

 

しかしwillと同じ未来を表現する方法としては、pointが使われたり、setが使われたり、promiseが使われたりもします。

 

そんなあまり見かけないけど、理解できたり使えたりするだけで尊敬される?英語の未来表現は大きく

 

  • もうすぐ何かが起きる緊迫度
  • 未来への期待値
  • 未来への宣言

 

の3つに分かれます。

 

掘り下げます。

 

もうすぐ何かが起きる緊迫度

 

未来は未来でも、もうすぐ何かが起きるときの緊迫度を表したいことがありませんか_

 

もうすぐだなぁ

もう来ちゃうきちゃう!

うわぁうわぁ、え?もうじゃん!

 

みたいな。

 

そういった微妙な感情の差異を表せるのが

 

  • Be on the verge of+名詞かing形
  • Be point of+名詞かing形
  • Be brink of+名詞かing形

 

の3つです。

 

どれも、

 

もうすぐ何かが起きる

 

を意味します。

 

なので、be about to+動詞の原形という表現と似ています。

 

が、その違いは、

 

  • Be on the verge of+名詞かing形:何かの直前でうわぁとなっている、切迫している
  • Be point of+名詞かing形:もうすぐだぁという気持ち
  • Be brink of+名詞かing形:重要なこと、興奮すること、よくない事について

 

のようになります。

ちなみに、vergeは物事の端、pointは物事の先端、brinkは瀬戸際というような意味です。

 

というわけで、

 

  • The company is on the verge of bankruptcy.(会社は倒産の危機に瀕している)
  • He is always on the point of asking her out, but he’s too shy.(彼はいつも彼女をデートに誘おうと思っているが、恥ずかしすぎてできない。)
  • The world is on the brink of war.(世界は戦争の瀬戸際にある)

 

のようになります。

 

未来への期待値

 

未来は未来でも、本当に起きるとか、時間を考慮に入れてぜったいに起きる、とかいった気持ちを表したくなるときありませんでしょうか?ベジータ戦で悟空が来る直前とか。

 

そんなとき、

 

  • Be due to+動詞の原形:あることが特定の時間に起こると期待
  • Be sure (bound) to+動詞の原形:かならずあることが起きるという気持ち
  • Be set to+動詞の原形:何かが起きる準備ができている

 

が使えます。

 

たとえば、

 

  • The train is due to arrive at 10:00 AM. (電車は午前10時に到着予定です。)
  • He is sure to pass the exam if he studies hard. (彼は一生懸命勉強すればきっと試験に合格するでしょう。)
  • You are bound to succeed with your talent and dedication. (才能と熱意があれば、必ず成功するはずです。)
  • The company is set to launch a new product next week. (会社は来週新製品を発売する準備ができています。)

 

のように使います。

 

未来への宣言

 

突然ですが、選挙中の立候補者の約束ってあまり信じられないですよね?

よりよい暮らしを約束します!とか言っていたのに、政治家になったら増税をしてきたり。

 

でもちょっと待ってください。

例えばこういった約束って、

 

未来に何かをすると宣言する行為

 

です。

 

なので、何かが起きる予想とか予定ではありません。

 

こういった、

 

特に行為はしていないけど、言葉上では未来にすることを宣言している

 

といった言葉でも未来を表せます。

 

具体的には、

 

  • agree (同意する)
  • aim (目指す)
  • expect (期待する)
  • guarantee (保証する)
  • hope (望む)
  • intend (意図する)
  • mean (意味する)
  • plan (計画する)
  • promise (約束する)
  • propose (提案する)
  • resolve (決意する)
  • undertake (引き受ける)
  • want (欲する)

+to不定詞

 

が、そういった言葉にあたります。

どれも未来についての意図の発言をしているだけで、実際の行為はしていません。

 

言い換えると、メンタル的な気持ちの表明です。

 

例えば、

 

  • The company aims to increase its market share. (会社は市場シェアの拡大を目指しています。)
  • I expect you to be on time. (私はあなたが時間通りに来ることを期待しています。)
  • I intend to study abroad next year. (私は来年留学するつもりです。)
  • I promise to be back soon. (すぐに戻ってくることを約束します。)
  • I have resolved to lose weight. (私は体重を減らすことを決意しました。)

 

のようになります。

 

ちなみにですが、

 

  • aim (目指す)
  • expect (期待する)
  • hope (望む)
  • intend (意図する)
  • plan (計画する)
  • propose (提案する)
  • want (欲する)

 

については、現在進行形にしても使えます。

 

  • She is aiming to become a doctor. (彼女は医者になることを目指しています。)
  • He is proposing to raise taxes. (彼は増税を提案しています。)
  • I am wanting to buy a new car. (私は新しい車を買いたいと思っています。)

 

のような使い方です。

 

Shallも未来?

 

少し特殊なので項目を分けましたが、ちょっと気取りたいときや、フォーマルな法典、文学などの中で見かける未来表現には、

 

Shall

 

があります。

 

ただし、

 

  • IかWeが主語のときだけしか使えない
  • 基本はwillが使われる
  • 日常で使う人はいない(特にアメリカでは)

 

という点に注意が必要です。

 

  • I shall go to the party tonight. (今夜、パーティーに行くつもりであります。)
  • We shall see what happens. (どうなるか見てみましょう。)

 

のように使います。

 

あまり目立たない英語の未来表現

 

英語の未来形にはwill以外にも、

 

  • もうすぐ何かが起きる緊迫度
  • 未来への期待値
  • 未来への宣言

 

といったニュアンスをもった表現があります。

 

さらに、日常的には使わないけれど、知っておくと理解の助けになる

 

  • 古風なshall

 

もあります。

 

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