簡単な英語はもう勉強した。
映画を使って英会話を勉強できないかな?
この記事を読むと、
英語初級者のための映画を使った勉強方法
についてわかるようになります。
初級者とは、簡単でも英語の単語や文法の知識をすでに持っている方のことを指します。
- 英語の勉強始めたて
- 英会話の勉強をしたことがない
という方は、【英語初心者用:映画で英会話を独学するおすすめな勉強方法】のほうが役に立つかと思います。
日本語字幕で見る
英語初級者の人が英語の映画を使って勉強する場合、
日本語字幕で見るようにする
ことがたいせつです。
- 英語字幕で見る
- 字幕なしで見る
のはおすすめしません。
なぜなら、
- 英語の字幕を読む
- 意味のわからないまま音声を聞く
ことは
英語初級者の段階では意味がない
からです。
どうしてでしょうか。
掘り下げます。
英語初級者が日本語字幕で映画を見てすべきこと
結論から書くと、
メロディやリズムのシャドーイング+発音(個々の音)のシャドーイング
をすることが、英語初級者が映画を使って英会話を勉強するならおすすめです。
シャドーイングとは聞こえてきた音声を即座に真似る
という勉強方法で、よく発音(個々の音)の練習のために使われます。
しかし、
実は発音(個々の音)だけでなく、メロディやリズムも通じる英語の音を身につけるには必要
であるので、初級者の段階ではぜひ
発音(個々の音)とメロディやリズムのシャドーイング
の2つをすることをおすすめします(ちなみに、英会話『超』初心者の方にはメロディやリズムだけのシャドーイングをおすすめしています)。
なぜなら、RやFなど1つ1つの英語の音を発音(個々の音)できるようになっても、
英語のメロディやリズムがなければカタコトの英語
になってしまうからです。
英語のメロディやリズムのうえに個々の発音(個々の音)をのせていくイメージで英語を話すようにする
と、
ネイティブに通じやすくなる英語の音
を作ることができるようになります。
メロディやリズムのシャドーイングと発音(個々の音)のシャドーイングのやり方4ステップ
メロディやリズムと発音(個々の音)のシャドーイングは、
- 発音(個々の音)の勉強
- メロディやリズムのシャドーイング
- 発音(個々の音)のシャドーイング
- メロディとリズムと発音(個々の音)のシャドーイング
という順番ですることをおすすめします。
深掘りします。
発音(個々の音)の勉強
英語の発音(個々の音)を身につけるには、まずは練習ではなく、勉強が必要です。
勉強と言っても、
- 発音(個々の音)箇所(どこで音を作るのか)
- 発音(個々の音)方法(どうやって音を作るのか)
を覚えるだけです。
なぜなら、
母語にない発音(個々の音)は母語として聞こえてしまう脳のフィルター機能
によって、
発音(個々の音)知識がないまま発音しようとすると、日本語の発音方法を借用してしまう
ことが多いからです。
たとえば、
- 英語には日本語の『あ』に似ている(と日本人が思う音)が4つある
- 4つのちがう音の発音の知識がないとぜんぶ『日本語のあ』と発音(個々の音)してしまう
というようなことが起きてしまいがちです。
というわけで、参考書やYouTubeなどでサクッと
- 英語の子音
- 英語の母音
の
- 発音箇所(どこで音を作るのか)
- 発音方法(どうやって音を作るのか)
を勉強しておきましょう。
メロディやリズムのシャドーイング
メロディやリズムのシャドーイングの方法は、
- 日本語字幕で意味を瞬時に把握
- 字幕から目を離してメロディやリズムをよく聞く
- メロディやリズムを真似る
です。
この段階ではメロディやリズムがわかればよいので、個々のRやFといった音は無視してもかまいません。
ハミングとかでもOK
です。
日本語字幕を見るのは、
- どんな状況
- どんな感情
のときに
どんな英語のメロディやリズムになったりするのか知るため
です(映画を楽しむためという意味もありますね!)。
字幕から目を離すのは、
音に集中するため
です(目を離さなくても集中できる方は離さなくてもよいかと思います)。
発音(個々の音)のシャドーイング
できれば、メロディやリズムのシャドーイングで使ったのと同じ映画を使いましょう。
すでに内容が頭に入っているため、字幕に目をやる時間を節約でき、音に集中しやすい
からです。
すでに一度メロディやリズムのシャドーイングをしているため、そこに
個々の発音(個々の音)に意識を向けながらシャドーイング
をしてみましょう。
具体的には、
- 日本語字幕で意味を瞬時に把握
- 字幕から目を離して個々の発音(個々の音)をよく聞く
- 個々の発音(個々の音)を真似る
です。
この際、
メロディやシャドーイングが変になってもだいじょうぶだと割り切る
という心持ちでいることもたいせつです。
メロディやリズム+個々の発音
を同時にシャドーイングするのがむずかしい方もいるかと思います(僕もそうでした)。
メロディやリズムと発音(個々の音)のシャドーイング
発音(個々の音)のシャドーイングが終わったら、再度同じ映画を使って、
メロディとリズムと個々の発音(個々の音)のシャドーイング
をしてみましょう。
具体的には、
- 日本語字幕で意味を瞬時に把握
- 字幕から目を離して発音(個々の音)(メロディ、リズム、個々の音)を全体的によく聞く
- 発音(全体)を真似る
というものです。
この段階では、
できる限りメロディ、リズム、個々の音が揃ったシャドーイング
をするようにしましょう。
英語初級者が映画を英会話の独学に使うなら
英会話には、
- 英語のメロディやリズムを身につける
- 英語の個々の音を身につける
- 英語のメロディとリズムと個々の音を合わせて身につける
ことが必須です。
英語のメロディやリズムがなければ
カタコトの英語
にまっしぐら。
個々の発音(個々の音)も発音(個々の音)できなければ、
ネイティブは理解不能
なので、
英語の映画を見ながらメロディやリズム、個々の音のシャドーイング
をするようにしましょう。
ぜひ英語初級者のうちにしてみてくださいませ。
(初級者じゃなくても、話す英語がカタコトだという人にはおすすめです)
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