英語の文法って難しいんでしょ……?
どうやって勉強したらいいの?
この記事を読むと、
- 英語の文法を勉強するときに必要なもの
- オススメな勉強方法
- 注意点
についてわかるようになります。
英語の文法を勉強するときに必要な3つのもの
結論から書くと、
- わかりやすい文法書
- 文法分析の練習
- 自分で作った文へのネイティブからの訂正
の3点が、英語の文法を勉強するときに必要なものです。
まず、本屋に行くとすぐわかりますが、
英語の文法書はとても数が多い
です。
そのため、その中から
わかりやすい文法書選択が重要
になります。
そして文法を勉強した後は、
実際に使われている英語の文を自分で分析してみる
ことが大事です。
なぜなら、
- この文法が(文法を見つける)
- ここに(使われいる箇所に注目)
- どうして使われているのか(なぜその文法が使われているのか)
という分析をしていると、
自分で英語を話したり書いたりするときにも注意を払える
ようになるからです。
しかし注意を払っても、
非ネイティブである僕たち日本人の英語の文法はネイティブにとっては変なことが多々ある
ので、
最後の判断はネイティブに任せる
しかありません。
以上を踏まえた上での勉強法について解説していきます。
ちなみに当ブログでは、
をおすすめしていますが、本屋に行って実際に本を開いて自分にしっくりするものを選ぶのもありだと思います。
英語の文法のおすすめ勉強方法4選
結論から書くと、
- 文法用語を覚える
- 文法が使われる状況を意識する
- 問題を解いて覚える
- 自分の文を書いてネイティブに直され調整する
という4点が、おすすめな英語文法の勉強法です。
深掘りします。
文法用語を覚える
文法用語を覚えると、文法の勉強速度が倍速になります。
その理由は、
わからなくなったときに目次から探しやすいから
です。
また、グーグルなどで検索するとき、
文法用語で検索したほうが答えに辿り着きやすい
です。
文法が使われる状況を意識する
文法を勉強するときにやってしまいがちな失敗は、
文法のルールの知識が先走ってしまう
ということです。
- こういう文法がある
- こういう時に使う
ではなく、
- 言いたいことがある
- その場合はこの文法を使う
という意識を持ちながら文法の解説などを読んで勉強することがおすすめです。
問題を解いて覚える
知識を蓄えたら、問題を解きつつ文法を覚えていきましょう。
具体的には2つのことをします。
- リピート訓練
- 実技
です。
リピート訓練:過去形や複数形の作り方など、覚えるしかないものを何度も書いたり読んだりして覚えること
実技:学んだ文法の使われた文を読んで理解できるか試したり、穴埋め問題などを解くこと
この段階で重要なことは、
モデルとなる英語の文を文法の理解とともに頭の中に作ること
です。
文を作ってネイティブから直される
解説を読んだり実技を通してなんとなくでも英文の作り方のモデルが頭にできたら、
- 自力で英語の文を作ってみる
- オートコレクション(コンピューターによる訂正)にかける
- ネイティブから修整される
という勉強方法がおすすめです。
学んだり練習するだけでなく、
実際にコミュニケーションの場で自分の文を使わなければ文法を勉強する意味がない
からです。
しかし残念ながら、
僕たち非ネイティブには文法の正誤の判断は難しい
です。
問題集のように解答があれば見比べることができます。
しかし、自分で書いたり話したりするオリジナルの英語の文は、解答冊子がありません。
そこでご登場願いたいのが、
英語のネイティブによるお直し+解説
です。
身近にネイティブの友だちがいるのなら一番ですが、もしそうでない場合は、
がおすすめです。
個人的には
- オンライン英会話で英語教授法を身につけた講師に直してもらい、解説を受け、間違いを理解する
- 言語学習者交流アプリでランダムに練習
という使い分けがよいかと思います。
ちなみにあまりおすすめしないのは、
言語学習者交流アプリだけで勉強しようとすること
です。
というのは、
ネイティブでも講師でない場合は、文法の間違いを直すことができても、間違っている理由を解説することができない
からです。
それは、僕たち日本人が日本語を学ぶ外国の人の使う助詞の『は』と『が』の間違いを直せても、どうしてそう直したか説明することが難しいことに似ています。
ですから、英語教授法を身につけ、間違いの直しも解説もできる講師との練習はあったほうが断然にレベルの上昇率があがります。
※オンライン英会話については【学習タイプ別!おすすめなオンライン英会話レッスン5選】もご参考くださいませ。
英語の文法を勉強をするときに注意すること
文法の勉強中は、
文法にとらわれすぎない
ということに注意しましょう。
文法は大事です。
核です。
しかし、文法では説明できない言葉遣いというものもあります。
たとえば
by the way(ところで)
という英語。
by(側で) the(定冠詞) way(方法、道)がどうして『ところで』という意味になるのかと言われると、by the wayが使われる状況が日本語で『ところで』という状況だからです。
こういった、
習慣的に言い方が決まっているものに文法知識を当てはめようとしても、解決できなくて泥沼化
します。
たしかに文法はコアでたいせつなものですが、
文法だけで英語はできていない
ということに注意しておきましょう。
文法を学んだ先に待っているもの
単語だけでの英語の理解だと、情報が足りなすぎて間違いや勘違いが起きてしまいます。
しかし、文法を学び、文単位で英文を理解できるようになると、
- より相手の言いたいことが理解できる
- より自分が言いたいことを理解させられる
ということが起きます。
最初は少々時間はかかりますが、ぜひ勉強してみましょう。
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