【やり直し英語:wh節やallを使った強調構文をわかりやすく】

文法

 

英語の疑問詞を使った強調構文ってどうやって作るの?It isの強調構文とどう違うの?

 

この記事を読むと、

 

Wh節(疑問詞)とallを使った強調構文

 

についてわかるようになります。

 

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Whを使った強調構文の作り方

 

英語の強調構文とは、

 

通常の文と同じ内容を文の形を変えて相手の注意を引くための文

 

です。

 

その強調構文の1つとして、疑問詞を使ったものがあります。

英語の疑問詞にはwとhが入っているので、それを使った文節をwh節と呼びます。

 

英語の疑問詞:

  • Why
  • Who
  • What
  • When
  • Where
  • How

 

疑問詞節を使った強調構文の作り方は2つあります。

 

  • 疑問詞 + 主語動詞文 + Be動詞(単数) + キーワード
  • キーワード + Be動詞(単数) + 疑問詞 + 主語動詞文

 

です(Be動詞を挟んで前後が反対になっているだけです)。

 

なのでたとえば、

 

Why she left him alone is a mystery.

A mystery is why she left him alone.

どうして彼女が彼を独りにしたのかは謎である。

 

のような文ができます。

 

It is X that強調構文とwh節強調構文の違い

 

上で例として挙げた文は、

 

It is a mystery that she left him alone.

 

のようにIt is X that強調構文に書き換えることができます(It is X that強調構文の作り方については【やり直し英語:強調構文の基本(It is X~)をわかりやすく】をご覧ください)。

 

つまり、

 

  • It is a mystery that she left him alone.
  • A mystery is why she left him alone.
  • Why she left him alone is a mystery.

 

はどれも同じ意味を持つ強調構文となります。

 

違いはいくつかあり、

 

  • It is a mystery that she left him alone.:先に結論を言って注目させ、その後結論の補強:強調したい言葉『mystery』
  • A mystery is why she left him alone.:キーワードへの踏み込んだ解釈(例文ではwhyを使い理由を知る考えさせる)を踏まえて補強:強調したい言葉『why』
  • Why she left him alone is a mystery.:疑問文の結論を最後に持ってきてもったいぶって注目を集める方法:強調したい言葉:『Why she left him alone』

 

です。

 

Allを使った強調構文

 

疑問詞を使った強調構文と作り方が似ているのが、Allを使った強調構文です。

 

つまり、

 

  • All + 主語動詞文 + Be動詞(単数) + キーワード
  • キーワード + Be動詞(単数) + all + 主語動詞文

 

という形で文を作ります。

 

この場合allの意味は、ただ1つ必要なもの、となります。

 

なのでたとえば、昔の曲にある

 

All we need is love.

Love is all we need.

愛こそすべて。

 

のような例文があります。

 

疑問詞やallを使った強調構文

 

英語の強調構文で疑問詞やallを使う場合は、

 

  • 疑問詞(All) + 主語動詞文 + Be動詞(単数) + キーワード
  • キーワード + Be動詞(単数) + 疑問詞(all) + 主語動詞文

 

という文型になります。

 

It is X that型の強調構文との違いは、

 

  • It is a mystery that she left him alone.:先に結論を言って注目させ、その後結論の補強:強調したい言葉『mystery』
  • A mystery is why she left him alone.:キーワードへの踏み込んだ解釈(例文ではwhyを使い理由を知る考えさせる)を踏まえて補強:強調したい言葉『why』
  • Why she left him alone is a mystery.:疑問文の結論を最後に持ってきてもったいぶって注目を集める方法:強調したい言葉:『Why she left him alone』

 

のようになります。

 

 

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