英語を話せるようになりたいから勉強しているのに、実際には全然話せない……。どうして?
この記事を読むと、
英会話の練習をしていても話せるようにならない理由
についてわかるようになります。
英会話の2つの練習方法
英会話の練習には2つの種類があります。
その2つとは、
- 1人でする会話練習
- ネイティブとする会話練習
です。
1人でする会話練習
たとえば、
- 英会話の参考書(音源付き)を使って練習
- 英語の映画やドラマやYouTubeを使って練習
などが挙げられます。
具体的には、
- 会話音源を使ってロールプレー
- シャドーイング
をすることを指します。
ネイティブとする会話練習
英語ネイティブとの会話の練習にもタイプがあり、
- 一般のネイティブと会話練習
- 英会話講師との会話練習
のように、練習する相手によって、練習の内容が変わります。
また、
- チャット(文字での会話)
- 音声会話
というような練習方法の違いもあります。
ちなみにですが、英語での会話ができるようになるには
音声会話での練習が必須
です。
チャットで会話ができるようになっても、音声を使ったいわゆる英会話はできるようにならない
というのが個人的な体験も踏まえた事実です(文字で会話できるようになっても、音声で会話できるようにはならない)。
1人で英会話の練習をしても話せるようになっていない理由
よく陥りがちな勘違いとして、
1人でする会話練習だけをしていれば、実際の会話の場面でも英会話ができるようになる
というものです。
- 会話音源を使ってロールプレー
- シャドーイング
をしているときは、確かに英語が口からでてきて、あたかも自分が英語が話せるようになったのではという錯覚が起こりがちなのですが、実際の場面では会話ができるようにはなっていないことがだいたいの場合のケースです。
それは、
- 会話音源を使ってロールプレー:言うことが決まっている
- シャドーイング:他の人が言っているのを真似しているだけ
だからです。
実際の会話では自分が話したいことを話す
ため、当然、
どんな英語が必要なのかはその場面にならないとわからない
ので、奇跡的にロールプレーやシャドーイングででてきた英語と自分が話したいことが一致しない限り、なかなかきちんと英語がでてきません。
ネイティブとの英会話の練習
ネイティブとの英会話には、
- 一般のネイティブと会話練習
- 英会話講師との会話練習
の2種類があると上で書きました。
それぞれの違いは、
一般のネイティブと会話練習:
- 好きなことを話せる
- 文法や単語の間違いなどの指摘ができる
- 間違えている理由の解説や指導ができない
英会話講師との会話練習:
- あまり過激な話はできない
- 文法や単語の間違いなどの指摘ができる
- 間違えている理由の解説や指導ができる
というものがあります。
そのため、特に会話練習の初期では、
- 間違えている理由の解説や指導ができる英語の講師との会話練習がおすすめ
です。
それは、
語学学習では、明瞭な規則の解説や使えるようになるために必要な練習がないと、同じ間違いを繰り返しがち
だからです。
そしてそれができるのが、英会話講師です。
それも可能なら、ネイティブキャンプなどの、マンツーマンレッスンがおすすめです。
クラスレッスンだと他の生徒の兼ね合いもあり、1回のレッスンでは十分な会話練習の時間が取れず、話せるようになるにはかなりの長期間が必要となります。
もちろん一般のネイティブとの会話練習も無駄ではありません。
むしろ、英会話講師との練習で一定の会話力をつけたら一般ネイティブとの会話練習を積み重ねたほうがよいです(関係によるが、どんな話でもできるので)。
会話練習をしているはずなのに英語が話せるようになっていないのなら
英会話の練習には、
- 1人でする会話練習
- ネイティブとする会話練習
の2つの種類があり、話せるようになるには、
ネイティブでありかつ英会話講師である人との練習をある程度積み重ねる
のがおすすめです。
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