【やり直し英語:canとbe able toの違いをわかりやすく】

文法

 

canとbe able toの違いってあるの?

 

この記事を読むと、

 

canとbe able toの違い

 

についてわかるようになります。

 

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canとbe able toの違いをざっくりと

 

結論から書くと、

 

  • 現在文では違いがない
  • 過去と未来の文で使い分けが必要
  • 存在しなかった過去ではcouldを使う

 

という3つのことが、canとbe able toの使い分けには必要です。

 

※ちなみにcanには色々意味がありますが、この記事では能力について話していきます。

 

掘り下げます。

 

現在文では違いがない

 

現在のことについて話す場合、canとbe able toの使い方は同じです(be able toはbe動詞の活用が必要)。

 

なので、

 

あなたは英語を話せます:

Yon can speak English.

You’re able to speak English.

 

のように使えます。

 

過去と未来の文で使い分けが必要

 

canとbe able toの過去形は、

 

  • can → could
  • be able to → was(were) able to

 

未来形は、

 

  • can → can
  • be able to → will be able to

 

となります。

 

過去と未来について話すときには使い分けが必要になります。

ざっと書くと、

 

過去の文:

  • could:一般的なこと
  • was (were) able to:具体的なこと
  • 否定文:could not (couldn’t)が一般的なことにも具体的なことにも使える

 

未来の文:

  • can:具体的なこと
  • will be able to:一般的なこと

 

のような使い分けです。

過去と未来で使う場面があべこべになるので注意が必要です。

 

一般的なことは、言い換えると『いつもそう』で、具体的なことは、『その時だけ』というイメージです。

 

というわけで例えば、

 

過去の文

  • I could speak a little French when I was little.:小さいとき、フランス語がちょっと話せた。※小さいときはいつもちょっとだけフランス語が話せた
  • When my friend broke my sister’s toy this morning, I was able to repair it.:今朝、友だちが妹のおもちゃを壊したとき、修理することができた。

 

過去の文の否定:

  • I could not (couldn’t) speak French when I was little.:小さいとき、フランス語が話せなかった。
  • When my friend broke my sister’s toy this morning, I could not (couldn’t) repair it.:今朝、友だちが妹のおもちゃを壊したとき、修理することができなかった。
  • When my friend broke my sister’s toy this morning, I was not (wasn’t) able to repair it.:今朝、友だちが妹のおもちゃを壊したとき、修理することができなかった。

 

未来の文

  • I can prepare the dish for your birthday tomorrow.:明日のあなたの誕生日のために、料理を用意できるよ。
  • I will be able to teach you English if you take this course.:このコースを取ってもらえれば、英語を教えることは可能です。※クラスを取れば、誰でも英語を習える

 

のようになります(未来の文では、否定形はcan’tやwill not (won’t) be ableのようにそれぞれ必要)。

 

存在しなかった過去ではcouldを使う

 

何かができたのに、過去でそれをしなかったという場合は、

 

could have + 過去分詞

 

という形を使います。

 

具体的には、

 

I could have prepared the dish for your birthday if you told me earlier.:早めに言っておいてもらえれば、誕生日のための料理を準備できたのに。

 

のようになります。

 

canとbe able toの違い

 

英語のcanとbe able toの違いは、

  • 現在文では違いがない
  • 過去と未来の文で使い分けが必要
  • 存在しなかった過去ではcouldを使う

 

という3つのことに気をつける必要があり、違いがでてくる過去と未来については、

 

過去の文:

  • could:一般的なこと
  • was (were) able to:具体的なこと
  • 否定文:could not (couldn’t)が一般的なことにも具体的なことにも使える

 

未来の文:

  • can:具体的なこと
  • will be able to:一般的なこと

 

存在しなかった過去

  • could have + 過去分詞

 

のように使い分ける必要があります。

 

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