
英語のcanとかcouldは使えるようになってきたから、be able toもガンガン使っていきたい。
この記事を読むと、
Be able toを使うべきところとそうでないとき
についてわかるようになります。
Be able toについてざっくりと
英語のbe able toは、基本的には
能力としての『できる』
を意味する表現です。
そのためcanやcouldをその意味で使うときに入れ替えることができます。
Be able toのほうがフォーマルな響きを出すことができます。
ちなみにcanとcouldには、
可能性としての『できる』
も存在してどちらも日本語では『できる』を意味しているので気をつける必要があります(例えば、喫煙所の中ならタバコを吸うことができるの『できる』は能力じゃなくて可能性としての『できる』です)。
そんなbe able toですが、基本としての使い方以外にも覚えておいたほうがいいことがいつくかあります。
それが、
Be able toをどちらかと言えば使ったほうがいい場合:
- 1回ではあるが過去に成し遂げたこと
Be able toをどちらかと言えば避けたほうがいい場合:
- 基本
- 現在文のいくつかのシチュエーション
- 過去文のいくつかのシチュエーション
です。
掘り下げます。
Be able toをどちらかと言えば使ったほうがいい場合
Canやcouldの代わりにbe able toを使ったほうがいい場合の1つとして、
1回ではあるが過去に成し遂げたこと
があります。
たとえば、
- She was able to climb Mount Fuji last summer.(彼女は去年の夏、富士山に登ることができた。)
のような場合です。
Be able toをどちらかと言えば避けたほうがいい場合
Be able toよりもcanやcouldを使ったほうがいいケースもあり、それは
- 基本
- 現在文のいくつかのシチュエーション
- 過去文のいくつかのシチュエーション
に分かれます。
具体的には、
- 基本:受け身、主語が生物じゃない
- 現在文のいくつかのシチュエーション:今現在何ができるか
- 過去文のいくつかのシチュエーション:否定文、感覚動詞を使う、思考動詞を使う、できそうででできなかったこと
のようになります。
たとえば、
基本:受け身、主語が生物じゃない:
- The problem is able to be solved quickly. →The problem can be solved quickly. (その問題はすぐに解決できる。)
- This machine can automatically clean the room. (この機械は自動で部屋の掃除をすることができます。)
現在文のいくつかのシチュエーション:今現在何ができるか:
- Hey, I can shoot that in two seconds. Do you want to see it? :なあ、あんなの二秒で撃ちぬけるよ。見たい?
過去文のいくつかのシチュエーション:否定文、感覚動詞を使う、思考動詞を使う、できそうででできなかったこと:
(感覚動詞:feel、hear、see、smell、taste)
(思考動詞:believe、decide、remember、understand)
- He said so. But he could not shoot it in two seconds.:彼はそう言った。でも二秒で撃ちぬくことはできなかった。
- I could see it.:それを見ることができた。
- I could understand it.:それを理解することができた。
- The child could almost swim across the pool.(その子供はもう少しでプールを泳ぎ切れそうだった。)
のようになります。
Be able toを使いたくなったら
英語を勉強していると、どこかの時点でbe able toを使いたくなるときが来るかと思います。
そういうときは、
Be able toをどちらかと言えば使ったほうがいい場合:
- 1回ではあるが過去に成し遂げたこと
Be able toをどちらかと言えば避けたほうがいい場合:
- 基本
- 現在文のいくつかのシチュエーション
- 過去文のいくつかのシチュエーション
というのを頭の片隅にでもいれておくと役に立つかと思います。
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