英会話ができるようになりたいけど、英文がうまく作れなくて言いたいことが言えない……。
この記事を読むと、
英会話に必要な英作文の勉強方法
についてわかるようになります。
話したいことを英語で話せるようになる英作文の勉強方法
結論から書くと、
- 会話を意識した英作文を書く
- ネイティブ講師に作文を直してもらい話す
という相互作用によって、
英会話に必要な英作文力が上がっていく
ということが起きます。
掘り下げます。
会話を意識した英作文
英会話中に自分が話したいことを話せるようになるには、
会話を意識した英作文の練習
が必要になります。
具体的には、
- 手紙で書くような文
- メッセージで書くような文
- 日記で書くような文
などを意識した作文です。
日記で書くような文
は、
自分が話したいことを探るに特に便利
です。
逆に、
- 演説原稿
- エッセイ
- レポート
のような作文は、英会話のための作文としてはあまり使えません。
一見、演説原稿は英会話にも使えそうと思うかもしれませんが、
演説原稿は自分の話したいこと(発表したいこと)を一方的に話すためのもの
です。
そのため、
演説原稿のあとの英会話の議論の場面では準備不足になる
ことがあります(僕はありました)。
ネイティブ講師に作文を直してもらい話す
英会話のための英作文を練習すると、中にはたくさん書いてしまう人もいます。
1つ2つ3つ……20個目の作文と増えていったりも。
書けば書くほど話したいことが英語で話せるようになる
というふうに思うからかと思います。
しかし、
英会話のための英作文は、
英会話のための準備にすぎない
です。
そのため、1個や数個作文ができたら、
- ネイティブ講師との英会話で作文を元にした英語を使って話す
- 講師に直してもらう
- 直された理由を教えてもらう
という流れを作らないと、せっかくの英作文が活かされません。
なぜなら、英作文力に必要な
- 適切な単語の選択
- 学んだ英文法を使った英文
は、
ネイティブ講師に判断してもらうことによってでしか合否判定ができない
からです。
というのは、僕たちが勉強時に読むネイティブによって書かれた英語の文章は、
英文のインプット
であるため、基本的には間違いはありません。
しかし、
僕たち非ネイティブが英文を作る(アウトプットする)ときは、
- 適切な単語が使われているか
- 伝えたい内容を伝えるための文法が使われた文になっているか
という判断力を、
ネイティブに通じるか否かという経験を経て上げていくしかない
です。
それは、
日本語と英語の単語の意味や文法は完全な対になっていないから
です。
たとえば、
わたしは日本のアニメを好きです。
という文を作る日本語の初級学習者がよくいます。
- 英語のlikeという動詞は直接目的語を取る
- likeを辞書で調べたら『好き』だった
- 日本語で直接目的語を使うときは助詞『を』を使う
という知識から作られる間違った文です。
また、
わたしは日本のアニメを好みます。
という文を作ってしまう学習者もいます。
- likeは動詞
- 『好き』は形容詞だから違う
- 『好む』は動詞だからこちらだ
- 直接目的語は助詞の『を』を使う
ということで作られる文ですが、この場合は
日常会話においての単語の選択のエラー
となります(意味も文法もあっているが、場面に応じた言葉の選択ができていないという状態です)。
……というような間違いを、文法を勉強したり英単語を覚えた僕たち非ネイティブも起こしがちであるので、
ネイティブ講師に作文を直されながら話す
というステップが必要になります。
英会話のための英作文の書き方
上で書いたように、
- 会話を意識した英作文
- 英作文は英会話の準備
を念頭に、
- 日本語で書く
- 要点を整理
- 英語に翻訳する
- 翻訳中にでた英語の疑問をメモ
という順番で作文をしていくのがおすすめです。
簡単に掘り下げます。
日本語で書く
まず話したいことを日本語で書きます。
その理由は、
知っている英語の単語や言い方
に
話し方を狭められないようにするため
です。
要点を整理
日本語で書くと自由に書けるので、いろいろ意識せずに書いてしまいます。
しかし、英会話のための英作文では
- 非日本語ネイティブを会話相手にする意識
- 会話は相互コミュニケーション
が必要になるので、
- 日本人にしかわからないような観念などがないか
- 話題の飛躍などがしていないか
に注意して、
- 補足が必要な箇所には補足の文を追加する
- 話題の中心として話したいことを絞る(英会話の練習は一回だいたい15~30分しかありません)
などをします。
英語に翻訳する
日本語での作文の添削が終わったら英語にします。
辞書や文法書を参考にして翻訳するのですが、どうしても英語にできない場合は、
翻訳サービスを使う
という手もあります。
翻訳サービスには、
などがあります。
ただ、翻訳サービスを使った場合は、出てきた英文が正解であるかどうかわからないときがあるので、
- 単語を確認
- 文法を確認
することが求められます。
翻訳中にでた英語の疑問をメモ
翻訳サービスで出てきた英文を含め、翻訳中に出てきた英語の疑問はすべてメモしておきましょう。
そういった疑問を、
英会話練習中に講師に質問して解決していくことも英会話ができるようになるには必要
です。
英会話のための英作文
英会話中に話したいことを英語で話せるようになる英作文力は、
- 会話を意識した英作文を書く
- ネイティブ講師に作文を直されながら話す
という相互作用によって上がっていきます。
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