
英語を話せるようになりたいのに、話せないんです……。
この記事を読むと、
英語を話せるようになるための精神的バリアの取り外し方
についてわかるようになります。
英語を話せるようになるのを邪魔する精神的バリア
英語会話をしたいのにできない場合、
- 英語に失敗する恐れ
- 英語で人に話しかける恐れ
という2つの精神的バリアが存在するのではないでしょうか。
それは大きく、
恥の恐れ
に集約されます。
深掘りします。
英語で恥をかきたくない
英語の読解や聴解の勉強は苦じゃないのに、作文や特に会話の練習が苦になりがちなのは、
- インプット勉強(読解、聴解):一人で処理できる
- アウトプット勉強(作文、会話):他人からの評価が必須
であるからです。
作文も会話も、英会話講師やネイティブに確認してもらわなければ、僕たちが作り出したフランス語が合っているのかがわかりません(読解や聴解は解答に答えがあります)。
つまり、
判断基準が自分にないので、間違いがダイレクトに他人に伝わる=恥の恐れ
という図式が存在します。
この恥というのはかなり強烈な精神的バリアです。
人が謝れないのは、恥をかきたくないから。
同じように、人が誤れないのは恥をかきたくないからです。
誤れないと、結局は、行動できないという結果につながってしまうからです。
誤れないは誤解です
英語で間違えたくない、誤りたくない。
だから英語を話したくても話したくない。
英語が話せるようになるには、この図式を壊す必要があります。
僕も同じでした。
初めて英語を実際に話す経験をしたのは、丸善の本屋でした。
どうしても英語を話す練習をしたくて、血迷って本屋にいた外国の人に英語で話しかけるという謎の行為にいたりました。
それまで一人でシャドーイングの練習とかはしたことはあったけれども、対面で英語を話したのは初めてでした。
恐ろしいほどに、緊張しました。
自分の心音も聞こえ、全身がわななきました。
当然、唇も口元もぶるぶるです。
それでも勇気を振り絞って、英語で何か話しかけました。
かなりカタカナ読みの英語。
何を話したか覚えていません。文法も単語も活用も合っていたのかどうかも判断できないぐらい頭が真っ白だったのを覚えています。
自分の言葉なのに、自分の言葉ではないような……。
そんな感じだったのに、今は、外資系企業で働いています。
それは、
英語で間違えたくないから、英語を話したくても話したくないという図式を壊すことに成功したから
です。
その秘訣は、やはり英語を話すことでした。
最初は、失敗はあたりまえです。
むしろ失敗しないほうが異常です。
言葉がでてこないのが通常です。
でも、『最初』と書いたように、それは英語を話すようにした『最初』の頃だけです。
もちろん、失敗や間違いはあるけれども、決定的な間違いではなく、ちょっとしたケアレスミスに変わっていきます。
そして回数が増えれば増えるほど、言葉がでてこないということはなくなります。
いつのまにか英語で話すことが当たり前になっていきます。
なので、英語を話す回数を増やすことが、結局は英語を話すときの恥という精神的バリアを取り除く最良の方法となると思います。
英語が話せるようになりたいのに話したくない場合は
英語を間違えたり人に話しかけるのを恥に感じて会話の練習ができない場合は、
それでも英語を話す回数を増やす
というのがおすすめです。
英語を話す回数を増やせば増やすほど、英語を話すときの恥という精神的バリアを取り除く
ことになります。
もし英語ネイティブの友だちがいれば、その人と会話練習を重ねる。
いなければ、ネイティブキャンプのようなサービスを使うのもいいかもしれません。
※僕のように、町中の外国の人に急に話しかけるというような行為はお勧めできません。
いずれにせよ、英語を話せる環境を作ることによって英語を話す回数を増やすと、自然と英語で話すことに抵抗感がなくなっていきます。
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