【やり直し英語:to不定詞がある文を受動態にする方法をわかりやすく】

文法

 

能動態でto不定詞がある文を受け身にするときは、どうすればいいの?

 

この記事を読むと、

 

To不定詞がある文を受動態にする方法

 

についてわかるようになります。

 

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To不定詞がある能動態の2つのタイプ

 

To不定詞をともなう能動態には、

 

  • 動詞+目的語+to不定詞
  • 動詞+to不定詞+目的語

 

の2つのタイプがあります。

 

例えば、

 

動詞+目的語to不定詞

  • He asked her to run.:彼は彼女に走るように頼んだ。

 

動詞+to不定詞+目的語

  • She began to write the letter.:彼女はその手紙を書き始めた。

 

のような文です。

 

掘り下げます。

 

動詞+目的語+to不定詞の文を受動態にする

 

動詞のあとの目的語にあたる名詞がto不定詞の動詞をする、というような文を受動態にする場合は、

 

目的語(主語になった)+be動詞+過去分詞+to不定詞

 

という形になります(元の文の主語を入れたい場合はbyを使う)。

 

なので例えば、

 

  • He asked her to run.:彼は彼女に走るように頼んだ。
  • She was asked to run.:彼女は走るように頼まれた。

 

のようになります。

 

こういった文に出来るのは、

 

  • Ask:~に…するよう頼む
  • Advise:~に…するよう助言する
  • Allow:~に…することを許す
  • Believe:~が…すると信じる
  • Consider:~が…すると考える
  • Expect:~が…するだろうと期待する
  • Feel:~が…するのを感じる
  • Instruct:~に…するよう指示する
  • Mean:~に…してほしいと思う
  • Order:~に…するよう命じる
  • Require:~に…することを要求する
  • Teach:~に…することを教える
  • Tell:~に…するよう言う
  • Understand:~が…すると理解する

 

のような動詞たちです。

 

ちなみにですが、同じような文型になる動詞でも、気持ちや意図を意味するようなlike、bear、 hate、 love、 need、 prefer、 want、 wishなどは受動態にはできません。

 

動詞+to不定詞+目的語の文を受動態にする

 

動詞のあとにto不定詞、からの目的語という文型の英文を受動態にするには、

 

目的語(主語になった)+動詞+to+be動詞+過去分詞

 

という形になります。

 

ちょっとパッと見難しいのですが、

 

能動態でto不定詞だった動詞がto不定詞の受け身の形になる

 

ということです。

 

というわけで、

 

  • She began to write the letter.:彼女はその手紙を書き始めた。
  • The letter began to be written.:その手紙は書き始められた。

 

となります。

 

こういった形になれる動詞には、

 

  • Appear:〜が…するように見える
  • Begin:〜が…し始める
  • Come:〜が…するようになる
  • Continue:〜が…し続ける
  • Seem:〜が…するように思われる
  • Start:〜が…し始める
  • Tend:〜が…する傾向がある

 

などがあります。

 

ちなみにこの文型では、気持ちや意図を意味するような動詞を使った能動態でも受動態にすることができますが、意味が変わってしまうので注意が必要です。

 

たとえば、

 

  • He hopes to invite his friends.:彼は友だちを招待したいと望んでいる。
  • His friends hope to be invited.:彼の友だちは招待されたいと望んでいる。

.

のようなケースです。

 

to不定詞のある英文を受け身にしたかったら

 

To不定詞のある英文は、

 

  • 動詞+目的語+to不定詞
  • 動詞+to不定詞+目的語

 

の2種類があります。

 

そしてそれぞれ、

 

  • 動詞+目的語+to不定詞:目的語(主語になった)+be動詞+過去分詞+to不定詞
  • 動詞+to不定詞+目的語:目的語(主語になった)+動詞+to+be動詞+過去分詞

 

という形で受動態になることができます。

 

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