【やり直し英語:shouldとought toの基本の違いをわかりやすく】

文法

 

Ought toって何?なんか急にでてきてshouldと意味が被ってない?

 

この記事を読むと、

 

Shouldとought toの違い

 

についてわかるようになります。

 

スポンサーリンク

Shouldとought toの違いをざっくりと

 

結論から書くと、

 

基本的な意味は共通:義務、高い可能性

 

ですが、

 

  • Shouldのほうが日常的にought toより使われる
  • Ought toはスピーチなどのフォーマルな場面で使われやすい

 

という使用の場面の違いがあります。

 

掘り下げます。

 

義務としてのshouldとought toの違い

 

義務を表すときには、

 

  • Iを主語としてアドバイスするときはshoudのみ
  • 第三者の権威が制定した義務のときはどちらかというとshoud
  • 疑問形の場合はshouldのほうがよく使われる(ought toは堅い使い方)

 

という決まりがあります。

 

(ちなみですが、アドバイスというのは、緩い義務を制定することを意味します。例:この映画を見たほうがいいですよ→この映画は見なければなりません)。

 

なので例えば、

 

  • I should tell you to get some rest if you’re feeling tired.(疲れているなら休んだ方がいいよとあなたに言うべきだね。)
  • Doctors say that people should exercise regularly to maintain good health.(医者は、健康を維持するために定期的に運動すべきだと言っています。)
  • Should I bring an umbrella today?(今日は傘を持って行くべきだろうか?)

 

のようになります。

 

それ以外では大きな縛りがないので、

 

  • You ought to start saving money for the future.(将来のためにお金を貯め始めた方がいいですよ。)
  • You should finish your homework before watching TV.(テレビを見る前に宿題を終わらせた方がいいですよ。)
  • I should call my parents more often.(もっと頻繁に両親に電話すべきだ。)
  • I ought to go to bed earlier tonight.(今夜はもっと早く寝るべきだ。)

 

のようになります。

 

高い可能性としてのshouldとought toの違い

 

Shouldとought toを可能性として使う場合、

 

shouldのほうがよく使われる

 

という傾向があります。

 

ought toのほうがより客観的というニュアンスはあるのですが、

 

根拠がある高い可能性のニュアンスを追加したい場合はmustを使う

 

ので、ニュアンスの差は微妙です。

 

なので例えば、

 

特に根拠を提示しないが可能性が高いと思っている:

  • She should be at home by now.(彼女は今ごろ家にいるはずです。)
  • He ought to know the answer.(彼はその答えを知っているはずです。)

 

根拠があるため可能性が高いと思っている:

  • She must be at home by now, because she left the office more than an hour ago.(彼女は今ごろ家にいるはずです。なぜなら、1時間以上前にオフィスを出たからです。)
  • He must know the answer, since he has been working on this project for weeks.(彼はその答えを知っているはずです。なぜなら、彼はこのプロジェクトに何週間も取り組んでいるからです。)

 

のようになります。

 

Shouldとought toの基本的な違い

 

Shouldとought toは両方とも、

 

義務、高い可能性

 

という意味を文に追加できます。

 

が、

 

  • Shouldのほうが日常的にought toより使われる
  • Ought toはスピーチなどのフォーマルな場面で使われやすい

 

という大きな違いがあり、

 

義務を表すとき:

  • Iを主語としてアドバイスするときはshoudのみ
  • 第三者の権威が制定した義務のときはどちらかというとshoud
  • 疑問形の場合はshouldのほうがよく使われる(ought toは堅い使い方)

 

高い可能性を表すとき:

  • Shouldのほうがよく使われる
  • Ought toのほうがより客観的と言われている
  • 根拠がある高い可能性のニュアンスを追加したい場合はmustを使う

 

という違いもあります。

 

 

勉強した英文法はレッスン回数無制限のネイティブキャンプを利用してネイティブと練習することによって実際に使えるようになります。今なら無料体験もしているので、早めに練習を開始するようにするのがおすすめです(ロールプレイもできるので、取引企業とのやりとりを丁寧な英語でする実戦練習も可能です)。

 

 

英語の勉強ならこちらも参考になるかも:

 

コメント