
英語の過去形の勉強をしているけど、過去から見た未来がよくわからない。
この記事を読むと、
英語で過去から見た未来を表す方法
についてわかるようになります。
英語の過去から見た未来についてざっくりと
英語を勉強しているとでてくる、過去から見た未来というのは、
ある過去の話をしているときに、その過去よりも現在に近い時間帯の内容
のことです。
たとえば、
昨日の朝、妻に夜は娘の誕生日パーティーがあると言われた。
という文では、
- 昨日の朝:妻に言われた(私の視点軸)
- 昨日の夜:娘の誕生日パーティーがあった(私の視点軸から見た未来のこと)
という時間軸を持っていることがわかります。
ちなみに日本語は言葉を省略する傾向があるので、表現的には曖昧になってしまうことがあります。
そんな過去から見た未来について英語で話すときは、
- 過去から見た未来の内容が過去で完結している
- 過去から見た未来の内容が現在においても完結していない
という2つのことをざっくりと頭に入れておく必要があります。
掘り下げます。
過去から見た未来の内容が過去で完結している
過去から見た未来の話の中でも、
より現在に近い内容の時間軸がすでに終わっている
という状況が、
過去から見た未来の内容が過去で完結している
状況です。
なので先ほどの
昨日の朝、妻に夜は娘の誕生日パーティーがあると言われた。
という文の
- 昨日の朝:妻に言われた(私の視点軸)
- 昨日の夜:娘の誕生日パーティーがあった(私の視点軸から見た未来のこと)
というような状況のことを指します。
こういう場合は、
通常の未来形の動詞表現を過去形にする(willならwould、is toならwas toなど)
となります。
例えば、
Yesterday morning, my wife told me that there would be a birthday party for our daughter in the evening.(昨日の朝、妻に夜は娘の誕生日パーティーがあると言われた。)
のようになります。
過去から見た未来の内容が現在においても完結していない
過去から見た未来の話をするときに、
その未来のことが現在まで始まらない
という状況が
過去から見た未来の内容が現在においても完結していない
というものになります。
たとえば先ほどの、
昨日の朝、妻に夜は娘の誕生日パーティーがあると言われた。
という文では、
- 昨日の朝:妻に言われた(私の視点軸)
- 今日の夜:娘の誕生日パーティーがあった(私の視点軸から見た未来のこと)
という時間軸について話すこともできます(日本語故の曖昧表現)。
この場合、
今日の夜にあるはずの娘の誕生日パーティーは、発話時点ではまだ始まっていない
となります。
こういうとき、英語では、
- 未来形表現の過去形を使う
- 未来形を使う
の両方ができます。
というわけで、
昨日の朝、妻に夜は娘の誕生日パーティーがあると言われた。:
- Yesterday morning, my wife told me that there would be a birthday party for our daughter tonight.
- Yesterday morning, my wife told me that there will be a birthday party for our daughter tonight.
のようになります。
過去から見た未来を英語で言うなら
英語で、過去から見た未来について話すときは、
過去から見た未来の内容が過去で完結している:
- 未来形の動詞表現を過去形にする
過去から見た未来の内容が現在においても完結していない:
- 未来形の動詞表現を過去形にする
- 未来形のまま使う
という2つの考え方と方法があります。
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