英語を話せるようになりたいから、英会話の練習をしているけど、話せるようになる気配がない……。
この記事を読むと、
英会話が話せるようになるには足りない英会話の勉強方法
についてわかるようになります。
続けていても英会話ができるようにならない勉強方法
結論から書くと、
- 英会話の書き写す
- 英会話の参考書を読む
- 英会話のための動画を見る
- 英会話の勉強のための音声を聞く
- 英会話の音声や動画を真似る(シャドーイング)
といった勉強方法は、
英語が話せるようになるには一歩足りない勉強方法
です。
役には立ちます。
ただ、英会話のための材料を揃えているだけなので、実際の英会話ができるようにはなりません。
続けていくと英会話ができるようになる勉強方法
英語が話せる、とは、誰かと英語で会話ができるようになること。
そのためには、
実際の英会話の練習を積み重ねる
という方法しかありません。
英会話のために実際の英会話の練習をすると言われても、その英会話ができないんだ!
という声が聞こえてきた気がします。
が、実際の会話を通した英会話の練習とは、
実際の英会話の練習:
- 相手の英語が理解できるかのトライ&エラー
- 自分の英語が理解されるかのトライ&エラー
です。
つまり、僕たち英語学習者が、英文法の問題集でやっていることと同じことです。
上で挙げた、
- 英会話の書き写す
- 英会話の参考書を読む
- 英会話のための動画を見る
- 英会話の勉強のための音声を聞く
- 英会話の音声や動画を真似る(シャドーイング)
は、
相手の英語が理解できるかのトライ&エラー
の役には立っても、
自分の英語が理解されるかのトライ&エラー
には使うことができません。
話し相手がいないから
です。
リアルな話し相手がいないと英会話ができるようにならない理由
リアルな話し相手がいなくても、
- 英会話の音声や動画を真似る(シャドーイング)
ことで、話せるようになるのではないかという誤解があります。
しかし、
シャドーイングは登場人物の英語を真似ているだけ
です。
なので、
実際のやりとりで自分が話したい英語の文ではないことが多い
です。
これは重要なことです。
人は、決まり文句以外は、自分の考えや思いや判断で返答をします。
なので、
英語の音声や動画の人物とまったく同じ考えや思いや判断をして同じ英文を作るということが起きない限り、実際の英会話では英語がまったく初めての英文で話す
ことになります。
さらに、シャドーイングでは、
発音を真似ているつもりでも相手に通じるかどうかは確認できない
ということがあります。
自分ではきちんと発音していると思っても、僕たちの耳がそう聞こえたと思ったものを真似しているだけなので、往々にして発音が間違っていることがあります(LとRの発音を区別できるか問題のようなものです)。
自分の発音が実際に理解される範疇に入っているのかが確認できるのが、実際の英会話です。
また、最近はchatGPTなどで音声のやりとりができるので、それで英会話の練習をしている、という人もいます。
が、
実際の人物との英会話は言葉と感情と表情
で成り立っています。
自分の言葉で相手がどういう感情や表情をするのかを察して、次に話す内容を調整する
ということが必要になります(相手が興味なさそうな話題を話してしまっているのなら、別の話題に変更するなど)。
生成AIとの英会話練習では、その反応ができません。
生成AIは感情や表情がないので、僕たちは相手の感情や表情を読み取れないまま、一方通行の会話をしていくことになります。
いわゆる、逆らえない人相手に相槌を打つ、ようなことを聞き手にさせている状態です。
なので、結局のところ、英語教室でもオンライン英会話でもいいのですが、
リアルな人物と英会話の練習をしてトライ&エラーを積み重ねる
というのが、最終的に英語が話せるようになる勉強方法です。
ちなみに個人的にはネイティブキャンプなど、マンツーマンでできる英会話レッスンをおすすめします。
僕もしていましたが、ネイティブキャンプなら好きな時間に何回でも英会話のトライ&エラーが固定料金できるので、超おすすめです。
トライ&エラーの回数は多ければ多いほどよいからです。
あと、クラス授業よりマンツーマンレッスンのほうがおすすめなのですが、ネイティブキャンプのほうが料金が比較してお得なだけでなく、時間の制約もないのでかなりよかったです。
ちなみに過去形で書いているのは、いまは英会話ができるようになったので利用していないからです(英会話が通じるようになったら、ネイティブの友だちを作ったりできるようになるので、レッスンは卒業してもいいです)。
英会話の練習は足りていますか?
もし現在、
- 英会話の書き写す
- 英会話の参考書を読む
- 英会話のための動画を見る
- 英会話の勉強のための音声を聞く
- 英会話の音声や動画を真似る(シャドーイング)
という勉強はしているのに、
実際の英会話の練習を積み重ねる
という練習をしていないのなら、勉強方法を追加したほうがいいです。
それは、
実際の英会話の練習:
- 相手の英語が理解できるかのトライ&エラー
- 自分の英語が理解されるかのトライ&エラー
のうちの
- 自分の英語が理解されるかのトライ&エラー
が、英語を話せるようになるのに必須な要素だからです。
英語の勉強ならこちらも参考になるかも:
- 【学習タイプ別!おすすめなオンライン英会話レッスン5選】
- 【英語が話せるようになるためのあと一歩を教えます】
- 【(徹底解説)英語初心者のためのリスニング勉強方法】
- 【(徹底解説)おすすめな3つの英語の発音の勉強方法】
- 【(徹底解説)英語のライティングの力がつく勉強方法】
- 【(徹底解説)英語の文法を効率的に学ぶ4つの勉強方法】
- 【(徹底解説)英語読解初中級者のための3つの勉強方法】
- 【(徹底解説)英会話の最中に英単語が使えるようになる勉強方法】
- 【(徹底解説・英会話)わたしが英語が話せるようになった4つのステップの勉強方法】
- 【やり直し英語】
コメント