英語で何かをして欲しいときに、どうやってお願いしたらいいかな?
この記事を読むと、
英語を使って丁寧にお願いする方法
についてわかるようになります。
英語で人を動かす
最近は会社で英文をメールに触れたり、外資系の企業で働くことも増えています。
そういった状況で、
相手に何かをしてほしい
ことを伝えるには2つの方法があります。
- 命令
- お願い
です。
違いは、
- 命令:高圧的
- お願い:非高圧的
な響きの有無です。
が、例えば親しい同僚同士であるとき以外は、
お願い
の表現方法でして欲しいことを伝えたほうが、相手の気分を害さないのでおすすめです(組織図の上下関係と人間の上下関係は関連性がない)。
英語で何かをお願いするときの表現・基本の5選
丁寧な表現方法でも、毎回同じだと、コピペか……?と思われてしまいます。
そこでいくつかのバリエーションを覚えておくのがおすすめです。
たとえば、
- Could you please+動詞の原形?
- Would you mind+ing形?
- Do you mind+ing形?
- Would you be open to+ing形?
- Do you think you could help me with (名詞か+ing形)?
などをよく職場で見かけます。
どれも質問の形なので、メールなどではクエスチョンマークが必須です。
具体的には、
Could you please + 動詞の原形:
- Could you please send me the report by tomorrow?(明日までにレポートを送っていただけますか?)
Would you mind + ing形:
- Would you mind checking these figures for accuracy?(これらの数字の正確性を確認していただけませんか?)
Do you mind + ing形:
- Do you mind sharing your presentation slides with the team?(プレゼンテーションのスライドをチームと共有していただけませんか?)
Would you be open to + ing形:
- Would you be open to leading the next team meeting?(次のチームミーティングの進行役を務めていただくことは可能でしょうか?)
Do you think you could help me with (名詞か + ing形):
- Do you think you could help me with the client presentation next week?(来週の顧客へのプレゼンテーションを手伝っていただけますでしょうか?)※名詞と
- Do you think you could help me with preparing the quarterly report?(四半期報告書の準備を手伝っていただけますでしょうか?)※ing形と
のようになります。
注意点としては、
- Would you mind形のお願いへの返答でOKとくる場合はNoが答えになる(No, I wouldn’t mindと答えると、~するのは気にしませんとなります)
- Would you be open toのあとはing形(to不定詞じゃない)
となります。
英語で何かをお願いするときの表現・1歩先の5選
基本の5選を理解できたり、使えるようになったら、
- Would it be possible to+動詞の原形?
- When you get a chance, can you+動詞の原形?
- If you’re available…, could you kindly+動詞の原形?
- If you have a spare moment, could you+動詞の原形?
- Would you be able to help me with+(名詞か + ing形)?
の5つがおすすめです(最後の1つ以外は動詞の原形と使います)。
婉曲度が増すので、ちょっと小難しいお願いをするときなどに使っています。
具体的には、
Would it be possible to+動詞の原形?:
- Would it be possible to get the updated report by Friday?(金曜日までに更新されたレポートをいただくことは可能でしょうか?)
When you get a chance, can you+動詞の原形?:
- When you get a chance, can you review my presentation slides?(お時間があるときに、私のプレゼンテーションスライドを確認していただけますか?)
If you’re available…, could you kindly+動詞の原形?:
- If you’re available this afternoon, could you kindly join the conference call?(もし今日の午後にお時間があれば、カンファレンスコールに参加していただけますか?)
If you have a spare moment, could you+動詞の原形?:
- If you have a spare moment, could you check the email I sent earlier?(もし少しお時間があれば、先ほど送ったメールを確認していただけますか?)
Would you be able to help me with+(名詞か + ing形)?:
- Would you be able to help me with the budget proposal?(予算提案書を手伝っていただけますか?)※名詞と
- Would you be able to help me with organizing the team event next month?(来月のチームイベントの整理を手伝っていただけますか?)※ing形と
のように使います。
英語で丁寧に物事を頼むなら
友人同士以外で英語を使って丁寧に物事を頼むときは、上司部下のような関係でも基本は、
お願い
の形を取ります。
具体的には、
基本:
- Could you please+動詞の原形?
- Would you mind+ing形?
- Do you mind+ing形?
- Would you be open to+ing形?
- Do you think you could help me with (名詞か+ing形)?
一歩先:
- Would it be possible to+動詞の原形.?
- When you get a chance, can you+動詞の原形?
- If you’re available…, could you kindly+動詞の原形?
- If you have a spare moment, could you+動詞の原形?
- Would you be able to help me with+(名詞か + ing形)?
のような表現を使うのがおすすめです。
全部を一気に覚える必要はなく、まずは基本のものを2つ、3つ覚えて使えるようになったら残りを。その後に一歩先の表現を少しずつ使えるようになっていくのがおすすめです。
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