英語の勉強をしていて、現在進行形でもwillを使っても未来のことを話せるって聞いたけど、何が違うの?
この記事を読むと、
未来について語るときの現在進行形とwillの使い方の違い
についてわかるようになります。
現在進行形とwillの未来の違いをざっくりと
結論から書くと、
- フォーマル度
- これから起きることに対しての具体性
という2つの点で、
現在進行形とwillの使い方の違い
があります。
また、現在進行形には、
- 動詞をingにしたもの
- Be going to + 動詞の原形にしたもの
の2つがあるので、その違いについても掘り下げます。
フォーマル度
ビジネスの文などではフォーマル度が求められます。
そして、
- フォーマル度が高い:will:オフィシャルな文など
- フォーマル度が低い:現在進行形:会話など
で未来について話すときに違いがでます。
フォーマルな文では計画性がどうであろうと未来についてはwillを使う
というのが重要な点です。
というわけで、
The new office will open in March next year. (新しいオフィスは来年3月にオープンします。)
のような例文ができます。
会話のときはどちらも使うことができます。
これから起きることに対しての具体性
フォーマルでない会話などで、現在進行形とwilを使って作る未来についての文には、
これから起きることに対しての具体性
という違いがあり、
- これから起きることに対しての具体性が強い:現在進行形
- これから起きることに対しての具体性が弱い:will
となります。
たとえば、
これから起きることに対しての具体性が強い:現在進行形
- I am meeting my friend for lunch tomorrow. (明日、友達とランチの約束があります。)
- I am going to meet my friend for lunch tomorrow. (明日、友達とランチの約束があります。)
これから起きることに対しての具体性が弱い:will
- She will call you later. (彼女は後であなたに電話するでしょう。)
のような例文ができます。
具体的には、
- これから起きることに対しての具体性が強い:具体的に何かが起きることが決まっている意識(例:友だちと日曜日に映画に行くことが決まっているようなとき)
- これから起きることに対しての具体性が弱い:何かが起きることは決まっているがいつかはあまり意識していない(例:映画行かない?と言われて、ひとまず行く!と答えたが、いつ・何をなどは意識していないようなとき)
という違いがあります。
普通の現在進行形の文とbe going toを使った文の違い
上で書いたとおり、これから起きることに対しての具体性が強く、フォーマル度の低い現在進行形には、
- 動詞をingにしたもの
- Be going to + 動詞の原形にしたもの
の2つがありました。
この2つの違いは、
準備などの有無
です。
計画性があっても、たとえば実際に何かを予約したり、持っていくものを準備したりしてある場合と、そうでない場合は違いますよね。
なので、
- 準備あり:動詞をingにしたもの
- 準備なし:Be going to + 動詞の原形にしたもの
という使い分けがあります。
というわけで、
- I am meeting my friend for lunch tomorrow. (明日、友達とランチの約束があります(お店も予約してあったりする))
- I am going to meet my friend for lunch tomorrow. (明日、友達とランチの約束があります(食べることは決定してあるが、実際の準備がまだなことも))
のように使い分けられます。
なので、天気の予報など、そもそも準備とか関係ないことながらも、これから起きることに対しての具体性が強いというときには、Be going to + 動詞の原形にしたものを使います。
たとえば、
It’s going to rain. (雨が降りそう)
のようになります(It’s raining.だと雨がもう降っている感じに)
willと現在進行形の違いについて迷ったら
英語で未来のことについて話したいときにwillか現在進行形で迷ったら、まずは
- フォーマル度が高い:will:オフィシャルな文など
- フォーマル度が低い:現在進行形:会話など
で分け、フォーマル度が低いときは、
- これから起きることに対しての具体性が強い:現在進行形
- これから起きることに対しての具体性が弱い:will
に分けられ、そして現在進行形の違いとして、
- 準備あり:動詞をingにしたもの
- 準備なし:Be going to + 動詞の原形にしたもの
というふうに使い分けるのがおすすめです。
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