英語の命令形を覚えたけど、そんなに命令することがないからあまり使わないよね……?
この記事を読むと、
英語の命令形を使ってできること
についてわかるようになります。
英語の命令形でできる10個のこと
結論から書くと、英語の命令形では、
- 命令
- 警告
- 指示
- 頼み
- 提供
- 招待
- 励まし
- アドバイス
- ポジティブなお願い
- ネガティブなお願い
の10個のことができます(他にもできるかもですが、ひとまずこの記事では代表的だと思われるこの10個を紹介します)。
命令
命令形の名前のとおり、命令をすることができます。
強いニュアンスがあるので、学習者である僕たちは使うより聞くことが多いかもしれません。
たとえば、
Don’t move!(動くな!)
のような文を指します。
警告
命令よりは強制力はありませんが、一般的にしなければならないことについても命令形を使います。
たとえば、
Pay attention.(気をつけて)
のような文です。
指示
より強制力が減り、ニュートラルにすることを伝えるのが指示です。
説明書のインストラクションや道案内などが指示にあたります。
なのでたとえば、
Turn right at the next corner.(次の角で左に曲がってください)
のようなものにも命令形が使えます。
頼み
強制のニュアンスはないけど、してほしい行為があるときにするのが頼みです。
たとえば、
Pass the sugar , please.(塩を取ってください)
という例が作れます。
提供
少しだけ強制を促すのが提供です。
おすすめなものを持って行くのがいいとするときに使えます。
たとえば、
Please take one.(おひとつどうぞ)
のようなときに使えます。
招待
ポジティブだと思う行為を強制するのが招待です。
なのでたとえば、
Please come to my house!(うちへ寄って行ってください)
のような文ができます。
励まし
相手の気持ちを鼓舞するときにするのが励ましです。
たとえば、
Do your best.(ベストを尽くして)
というときに使えます。
アドバイス
相手に有利になるような行為を勧めるときがアドバイス。
アドバイスにも命令形が使えます。
たとえば、
Don’t listen to him.(彼の言ってることは聞かないほうがいい)
というときに使えます。
ポジティブなお願い
こうであったらいいなと『こう』がポジティブなときにも命令形が使えます。
たとえば、
Have a good day!(よい1日を!)
などがそれにあたります。
ネガティブなお願い
ポジティブなお願いの反対です。
個人的には使ったことがないのですが、使われたら理解する必要があります。
たとえば、
Tell someone who cares.(どうでもいいよ)
のような表現で使われることがあります。
英語の命令形は
英語の命令形は、僕たち日本人が日本語の命令形では言わないことも言うことができます。
なので、僕たちが聞くと『いきなり命令来た~!』と思うときもありますが、実際には英語の命令形と日本語の命令形で表す範囲が違っていることに注意が必要です。
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