英語の文が作れるようになったけど、これを文章にするにはどうしたらいいの?
この記事を読むと、
複数の英文をつなげる言葉
についてわかるようになります。
英語を文から文章にするには
英語を勉強していて、ついに自分で文を作れるようになると感動しますよね。
そして、それが続くと当然でてくる欲求が、
英語で文章(まとまったアイデアを言うための複数の文)を書きたい
ではないでしょうか。
そんな英語の文から文章への発展には、
文を広げるための表現
が必要になります。
そして文を広げるには、
- 情報を追加する
- 選択肢を追加する
- 対比させる
- 結果を述べる
- 理由を述べる
- 例を挙げる
- 強調する
が必要。
具体例を日本語で書くと、
- 情報を追加する:夏は沖縄と北海道に行く予定。
- 選択肢を追加する:チョコレートかケーキを買おうと思ってる。
- 対比させる:夏は蒸し暑いけど、冬は極寒。
- 結果を述べる:毎日たくさんおかしを食べた結果、体重が10キロ増えた。
- 理由を述べる:毎日たくさんおかしを食べたので、体重が10キロ増えた。
- 例を挙げる:痩せるために甘いものを控えてください。例えば、チョコレート、飴、クッキーなどです。
- 強調する:昨日の天気はすごかった。特に午後からの雹にはびっくりした。
というものです。
日本語だと結構簡単にでてきますが、英語だと詰まったりしませんか?
英語でまとまった文章を作るときの表現
先に使う単語を書いておくと、
- 情報を追加する:and
- 選択肢を追加する:or
- 対比させる:but
- 結果を述べる:so
- 理由を述べる:because
- 例を挙げる:like
- 強調する:especially
となります。
知っている単語も多いのではないでしょうか。
例文として、
情報を追加する:and
- I like apples and oranges.(私はりんごとオレンジが好きです。)
選択肢を追加する:or
- Would you like coffee or tea?(コーヒーと紅茶のどちらがいいですか?)
対比させる:but
- I want to go out, but it’s raining.(外出したいですが、雨が降っています。)
結果を述べる:so
- It was cold, so I wore a jacket.(寒かったので、ジャケットを着ました。)
理由を述べる:because
- I stayed home because I was sick.(病気だったので家にいました。)
例を挙げる:like
I enjoy outdoor activities like hiking and camping.(ハイキングやキャンプなどのアウトドア活動を楽しみます。)
強調する:especially
- I love all fruits, especially strawberries.(私はすべての果物が好きですが、特にイチゴが好きです。)
のようなものが挙げられます。
ちょっと注意が必要な表現
文章を作るうえで注意が必要なのが
- 対比させる
- フォーマル度
の2点です。
対比させる
上の例の日本語訳(外出したいですが、雨が降っています。)にもありましたが、
日本語の『が』=対比
とはならないことに注意が必要です。
特に『前提』としての『が』(例:上の例の日本語訳にもありましたが)は、ついうっかりbutとかにしがちです。
コツとしては、『しかし』で言い換えられる『が』だけが対比の『が』と意識することです。
例えば、
これはおいしいですが、高すぎです→これはおいしいです。しかし、高すぎです。
のようなときです。
フォーマル度
日本語でも、例えば理由を説明するときの助詞が
- から:通常
- ので:よりフォーマル
と分かれるように、英語でもフォーマルな文章を作るときに使われる表現が変わります。
が、経験から書くと、通常表現とフォーマル表現を同時に覚えようとすると、ミックスして覚えてしまうので、ひとまず通常とフォーマルで表現が違うということをこの記事では頭の片隅にでも覚えておいていただければと思います(別記事でフォーマルな文章のときの表現について書きます)。
英語で文章を書くのなら
英語の短文ではなく、複数の文でまとまったアイデアを誰かに伝えようとするときには、
- 情報を追加する:and
- 選択肢を追加する:or
- 対比させる:but
- 結果を述べる:so
- 理由を述べる:because
- 例を挙げる:like
- 強調する:especially
といった表現を織り込んで文章を作るのがおすすめです。
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