単語帳って、何度見ても覚えられないような気がするけど、どうなの!?
この記事を読むと、
単語帳のおすすめな使い方
についてわかるようになります。
英単語を覚えるのは長期戦
英単語を覚えるのには時間が要ります。
- 文法:仕組みを覚える
- 単語:それ自体を覚える
のように、主語とか現在完了とかいう言葉を覚えていなくても使える文法などとは違い、言葉それ自体を覚えていなければ単語は使えないからです。
脳は仕組みを覚えるほうが得意です。
なので、仕組み無しで覚えなければいけない単語は、記憶の定着まで時間がかかります。
単語の量にも寄りますが、単語帳1冊に対して数か月かかることもざらにあるし、それが当たり前だと思っておいたほうがよいです。
英日・日英の両方で覚える
ほとんどの単語帳は、左のページに英単語、右のページに日本語訳があるものです(例文があるパターンも)。
そして、チェックマークを付けるボックスは、右側にあることが多いです。
そうすると、あたかも英単語が日本語訳でわかったらOKのように思いがちなのですが、
- 英単語→日本語訳
- 日本語訳→英単語
の両方でわかるようにするのがおすすめです。
個人的には、
- 英単語→日本語訳でわからない場合:左上から右下に下りるスラッシュや垂直線
- 日本語訳→英単語でわからない場合:右上から左下に下りるスラッシュや水平線
をチェックボックスにつけて区別していました(それ以上になると、丸や三角でわけておくなどもいいかもです)。
単語帳で覚えた英単語を使えるようにする方法
単語帳で覚えた英単語が、
- 書こうとしてもでてこない
- 話そうとしてもでてこない
という経験はないでしょうか。
僕はあります。
単語帳にあった気がするけど、うまくでてこない~みたいな。
これは、単語には
- パッシブ単語:読んだり、聞いたりして理解する単語
- アクティブ単語:書いたり、話すときに使える単語
という2つの区分があり、
単語帳で覚えた英単語はパッシブ単語の区分にある
から、書こうとしたり話そうとしたときに出てこないのです(逆に、英語を読んだり聞いたりするときに理解できる単語の数は増えているはず)。
こういったパッシブ単語をアクティブ単語にするには、
意識的に使うようにして増やしていく
ことがおすすめです。
とはいえ、
英語を書くときはともかく、話すときは思い出せもしないから無理じゃない?
という疑問もでてくるかと思います。
確かに、英語を書くときは、ちょっと単語帳や辞書を引いてみる時間や余裕があります。
そして、話すときはそんなことをしている暇はありません。
が、そういう場合は英会話レッスンがおすすめです。
事前に話したいことを予習するときに調べておくこともできますし、レッスン中に単語帳を確認しても嫌な顔はされません。
なんなら、単語として適切に使っているのかの判断もしてもらえます。
単語帳で英単語を勉強するなら
単語帳を使って英単語を勉強する場合は、
- 長期戦になることを頭に入れておく
- 英日・日英の両方で覚えるようにする
- 単語帳で覚えた単語は意識的に使ってアクティブ単語にする
というのがおすすめです。
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