【英語のリスニングが上手になるのに必要な時間数は20時間】

リスニング

リスニングの勉強って、何時間ぐらいすれば上手になれるの?

 

この記事を読むと、

 

リスニングは20時間から上手になれること

 

についてわかるようになります。

 

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リスニングは20時間から上手になれます

 

アメリカのベストセラー作家であるジョシュ・カウフマンさんの『たいていのことは20時間で習得できる』によると、

 

  • 何かを学び始めて上手になっていると人が感じられ
  • 実際にぐんぐんと上手になり
  • ある程度できるようになるまでの時間

 

はだいたい

 

始めてから20時間

 

ということがわかっているそうです。

 

20時間以降は伸び悩み時期

細かい調整が必要になり、それまでに比べて習得率が下がります。

 

というわけで、

 

20時間を使えばリスニングが上手になれる

 

わけです。

 

もう20時間以上勉強してるけど、上手になってないよ!

 

という方も、実は効率的に使っていなかった疑いがあるので以下をご参考ください。

 

リスニングが上手になれる20時間を効率的に使うための7つのステップ

 

結論から書くと、

 

  1. リスニングの技術を分解し必要な技術を決める
  2. 必要な技術を細分化し順番を決める
  3. 必要な技術について調査し必要なものを準備する
  4. 疲れない程度の1回の勉強時間を設定する
  5. 勉強時に邪魔になるものを排除する
  6. 20時間に達するまで勉強する
  7. 復習する

 

という7ステップを実践することにより、リスニングが20時間で上手になれます。

 

掘り下げます。

 

リスニングの技術を分解し必要な技術を決める

 

リスニングが上手になるためには、まずはリスニングの技術を分解する必要があります。

 

なぜなら『リスニング』は技術の塊。

簡単に分解しても、

 

  • 発音力
  • 単語力
  • 文法力
  • 聞き取り力

 

の4つがあるからです。

 

このうち、

 

  • 発音力

 

は、一度身につけておくと、その後も応用ができます。

 

しかし、

 

  • 単語力
  • 文法力
  • 聞き取り力

 

の3つに関しては、

 

  • どんなジャンルの
  • どんなトピック

 

が聞き取れるようになりたいのかをきちんと決める必要があります。

 

なぜなら、たとえばジャンルを例にとると

 

  • 日常会話
  • 学校の講義
  • 職場でのやり取り

 

では、

 

使われる単語も文法も話し方も違うことが多いから

 

です。

そのため例えば、日常会話の英語を聞き取れるようになりたいのに、ビジネスイングリッシュのリスニングをするのは効率が悪いです。

 

というわけで、

 

  • 単語力
  • 文法力
  • 聞き取り力

 

の3つに関しては、

 

どのようなジャンルのどのようなトピックに必要な単語力・文法力・聞き取り力

 

を決める必要があります。

 

必要な技術を細分化し順番を決める

 

※このステップはよく時間をかけましょう

 

上で紹介したリスニングの4つの技術は細分化できます。

 

たとえば発音力は、

 

  • 英語のイントネーション
  • 英語の1つの音の種類
  • 英語の音の組み合わせの規則
  • 英語のアクセント
  • 英語の音の調音方法
  • 英語の音の調音箇所

……etc

 

のように細分化できます(勉強順番もこの順番になるかと思います)。

 

分解するときのコツは、

 

これができないの理由はこれが足りないからだ

 

というものを想定することです。

 

たとえば、

 

英語っぽい発音ができないのは、英語のイントネーションとアクセントの知識がないからだ

 

ということから、『英語っぽいの発音の技術』を

 

  • イントネーション
  • アクセント

 

に細分化できます。

 

同じようにしてリスニングに必要な単語力・文法力・聞き取り力も細分化します。

 

単語力:

 

  • 必要な単語を決める
  • 英語のでの意味
  • 発音

 

文法力:

 

  • 必要な文法を決める
  • 理解
  • 実践(理解度を試すため)

 

 

聞き取り力:

 

  • 音源のメロディやリズムへの慣れ
  • 音源の発音への慣れ
  • 集中して聞く箇所
  • 単語の聞き取り
  • 文の聞き取り(文法を音で理解すること)
  • 日本語に訳さずに聞くこと

 

他にもあるかもしれませんが、ひとまず最低限このような感じで細分化しておきます。

 

必要な技術について調査し必要なものを準備する

 

※このステップもよく時間をかけましょう

 

必要な技術が細分化できたら、

 

技術を習得するのに必要なものを調査し準備

 

しましょう。

この時点ではまだ勉強する必要はありません。

 

今ならインターネットで、他の人が自分に必要な技術をどのように習得したのかを公開していることが多いので、さくっと調べて集めていきましょう。

 

グーグルやヤフーの検索、YouTube、ブログなどで紹介している本などが参考になるかと思います。

 

ものによっては、1つで3つぐらいの技術をカバーしているものあってお得です。

 

この技術にはこの教材を使う、ときちんと整理しておきましょう。

 

が、気を付けたいのが1つ。

 

余分な技術に関しての情報は使わなくていい

 

ということです。

 

たとえば、単語帳を手に入れてもスペルは気にしなくてもよいです。

スペルはリスニングに必要がありません。

 

文法の本も同じです。

上手に聞き取れるようになりたいジャンルとトピックの音源に使われている文法を理解できればよいです。

 

疲れない程度の1回の勉強時間を設定しスケジュールを立てる

 

20時間で上手になれるなら、1日まるっと勉強すれば1日に上手になれるんじゃないのか?

 

無理です。

 

人間は生物なので、脳を含めた肉体的な限界があります。

 

脳に関しては、

 

集中力の限界は大人で90分(子どもで45分)

 

という絶対条件があります。

 

そのため、

 

90分以下の学習時間の設定

 

が必要になります。

 

参考までに進研ゼミ、今のベネッセコーポレーションの調査によると、

 

60分連続で勉強するより、休憩を挟みつつ15分を3回繰り返す

 

ほうがテストの点数が高かったという結果もでています。

 

15分といえばNHKの語学講座は15分ですし、合計の45分は学校の授業がそうでした。

 

きちんと考えられているものなんですね。

 

自分の1回の勉強時間を決めたら、勉強するスケジュールを立てます。

 

今日はあれ勉強しようかな……ではなく、この日は英語のアクセントの勉強、この日は英語のイントネーションの勉強……と予定を作っていきます。

 

あとから余分なことを考えずにすんで、効率的ですし、必要な順番が前後することもありません。

 

勉強時に邪魔になるものを排除する

 

これは心がけであり、物理的な問題でもあります。

人間は誘惑に弱いもの。

 

勉強するときに必要はないものが目にはいられない、耳に入らない状態

 

を作りましょう。

 

スマホ、ネット、おかし、漫画、テレビ……集中力を削ぐものはしまっておきましょう。

 

20時間に達するまで勉強する

 

細分化した技術とそれぞれの技術の習得に必要な教材を使って勉強を積み上げていきましょう。

 

初めの20時間は知らなかったことをどんどん吸収していくので、とても有意義に感じられるはずです。

 

20時間に達したら、

 

自分で自分の間違いに気が付きある程度修正できるレベル

 

になっているかを確認しましょう。

 

そのレベルまで達していれば、別の技術の習得に移るのもよし、もしくはさらに極めていくのもよしです。

 

(重要)復習する

 

有名な忘却曲線で知っている方もいるかと思いますが、人は復習しないと忘れます。

 

20時間ひたすら新しいことを覚えていくのではなく、復習の時間もいれましょう。

 

そういったことでは、15分を3回というのはいいのかもしれません。

 

初めの15分を前回や前々回学んだことの復習に当てるのもありですね。

 

20時間でどんなリスニングが上手になりたいですか?

 

短いようで長い20時間。

しかし20時間後には、初めの頃にはできなかったことがたくさんできるようになっているはずです。

 

ぜひ1度試してみてくださいませ。

 

 

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