間接話法ではtodayとかはどうしたらいいの？
この記事を読むと、
間接話法における指示詞や副詞（時間・場所）の一致
についてわかりやすくなります。
間接話法は、
について同時に勉強すると、覚える内容が多くて混乱します。
なので、分けて勉強するのがおすすめです。
間接話法の指示詞と副詞の一致
英語の間接話法を使うとき、
- この (this)
- 今日 (today)
- そこ(there)
といった、
相対的な言葉を引用文の内容によって一致させる
必要があります。
日本語も同じです。
たとえば、
彼は「明日来る」って言ってたよ。
という文の『明日』が本日のことを指すのなら、
彼は今日来るって言ってたよ。
のように変化する必要があります。
もちろん、
彼は「明日来る」って言ってたよ。
という発言が、同じ日の違う時間（まだ翌日になっていない）に言われたのなら、
彼は明日来るって言ってたよ。
とそのまま使います。
発言自体を伝える（直接話法）のではなく、内容を伝える（間接話法）
ので臨機応変に一致させる必要があります。
具体的な一致例（指示詞）
指示詞とは、
- this
- that
- these
- those
などのことです。
こういった指示詞を一致させなければならないときの間接話法を使うときは、
- this – that
- these – those
のように変えます。
なので、
これが人生だと私は言いました：
- I said “this is life.”
- I said that that was life.
これらの書類は君のためのものだと私は言いました：
- I said “these documents are for you.”
- I said that those documents were for you.
のようになります（時制の一致も忘れない）。
具体的な一致例（副詞）
間接話法で一致が必要になることもある副詞には、
- 時間
- 場所
の２つがあります。
間接話法での時間の副詞の一致
時間の副詞で一致することがある副詞の例として、
- now – then, at that moment
- today – that day
- yesterday – the day before, the previous day
- tomorrow – the next day, the following day
- next week – the next week, the following week
- last week – the night before, the previous week
- ago – before
があります（next weekのweekをyearなどに変更も可能です）。
よくよく見ると、一致させたほう（右側）はyesterdayをthe previous day（前の日）に変化させるなど、説明している感がよくでているのではないでしょうか。
というわけで、たとえば
それが明日欲しいと私は言いました：
- I said “I want it tomorrow.”
- I said that I wanted it the following day.
のようになります。
間接話法での場所の副詞の一致
場所の副詞で一致させる必要もあるのは、
- here – there
のひとつだけです。
なのでたとえば、
僕はここにいると私は言いました。
- I said “I am here.”
- I said that I was there.
のようになります。
英語の間接話法の指示詞と副詞の一致
英語の間接話法で指示詞や副詞を一致させる必要がある場合は、
指示詞：
- this – that
- these – those
時間の副詞：
- now – then, at that moment
- today – that day
- yesterday – the day before, the previous day
- tomorrow – the next day, the following day
- next week – the next week, the following week
- last week – the night before, the previous week
- ago – before
場所の副詞：
- here – there
のようになるのが一般的です。
上でも書きましたが、間接法話の文が使われたタイミングによって臨機応変に対応する必要があるので、機械的な変換をしないように気を付けるのがおすすめです。
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