間接話法の時制の一致とかはわかるようになったけど、canとかもcouldにすればいいの?
この記事を読むと、
間接話法での法助動詞の一致
についてわかるようになります。
間接話法は、
について同時に勉強すると、覚える内容が多くて混乱します。
なので、分けて勉強するのがおすすめです。
間接話法の法助動詞の一致で気を付けたいこと
can, will、shallなどを間接話法で使う場合は、
- 過去形に変化
- 変化させない
- 意味によって変化後の言葉を選択
の3つに分かれるので注意が必要です。
具体的には、
過去形に変化:
- will
- can
変化させない:
- need
- would
- could
- might
- should
意味や用法によって変化後の言葉を選択:
- may
- must
- shall
となります。
ちなみに、間接話法で法助動詞が変化するのは、時制の一致と同じで
文全体の発言のタイミングに合わせて引用文の法助動詞を調整する
必要があるので、常に変化させる必要はありません。
では、深掘りしていきます。
間接話法の時制一致で過去形に変化する法助動詞
間接話法で時制の一致が必要なときに、
過去形に変化が必要な法助動詞
は、
- will
- can
の2つです。
それぞれ、
- will → would
- can → could
に変化します。
というわけでたとえば、
私は戻ってくると言った:
I said “I’ll be back.”
I said that I would be back.
私はそれができると言った:
I said “I can do it.”
I said that I could do it.
のようになります。
間接話法の時制一致で変化させない法助動詞
間接話法で、
時制の一致で変化させない(時制の一致がない法助動詞)
は、
- need
- would
- could
- might
- should
です。
いわゆる、willに対するwould、canに対するcouldのように、それぞれの過去形がすでに使われているものです。
need以外は
法助動詞として使うneedは、否定文か疑問文だけで使われます。
意味は、~する必要がある、です。
というわけで、たとえば、
そこに行く必要はないよと君に言いました:
I said “you needn’t go there.”
I said that you needn’t go there.
そこへ行くべきだよと君に言いました:
I said “you should go there.”
I said that you should go there.
のようになります。
間接話法の時制一致で意味や用法よって変化後の言葉を選択する法助動詞
法助動詞はいくつかの意味を兼任しているものがあり、その
意味や用法によって、間接話法のときに変化先の動詞の選択が必要
なものがあります。
- may
- must
- shall
です。
具体的には、
May:
- 可能性: might
- 許可:could
それはきっと正しいと言いました:
- I said “it may be right.”
- I said that it might be right.
入ってもよいと私は言いました:
- I said “you may come in.”
- I said that you could come in.
Must:
- 義務:had to
- 推測:must(変化なし)
君は来なければいけないと私は言いました:
- I said “you must come.”
- I said that you had to come.
それは間違いに違いないと言いました:
- I said “it must be wrong.”
- I said that it must be wrong.
Shall:
- 通常:would
- 質問:should
あなたはもっと時間が必要になるはずと私は言いました:
- I said “you shall need more time.”
- I said that you would need more time.
踊りませんかと私は聞きました:
- I asked “shall we dance?”
- I asked if we should dance.
のようになります。
英語の間接話法の法助動詞の一致なら
間接話法で、法助動詞の一致が必要な場合は、
過去形に変化:
- will
- can
変化させない:
- need
- would
- could
- might
- should
意味や用法によって変化後の言葉を選択:
- may
- must
- shall
の3つに分かれます。
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