【やり直し英語:in、 onとinto、ontoの違いをわかりやすく】

文法

英語のinやonとinto、ontoは何が違うの?両方とも場所を意味するんじゃないの?

 

この記事を読むと、

 

in, onとinto,ontoの違い

 

についてわかるようになります。

 

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in, onとinto,ontoの違いをざっくりと

 

結論から書くと、

 

  • 場所:in、on
  • 場所への移動:into、onto

 

という違いがまずあります。

 

そのため、

 

  • in、on:動きのない動詞と相性がいい
  • into、onto:移動の動詞と相性がいい

 

ということもあります。

 

そのためたとえば、

 

A cat is in the box.

猫が箱の中にいる。

 

A cat is on the box.

猫が箱の上にいる。

 

A cat jumped into the box.

猫が箱の中に飛び込んだ。

 

A cat jumped onto the box.

猫が箱の上に飛び乗った。

 

のような例文が作れます。

 

inとonは〇〇が省略できます

 

in、onとinto、ontoのもう1つの違いに、

 

  • in、on:後ろの名詞を省略できる(条件有)
  • into、onto:後ろの名詞は省略できない

 

というものがあります。

 

  • in、on:後ろの名詞を省略できる(条件有)

 

の条件とは、

 

充分な文脈がある

 

ということを指します。

 

なのでたとえば、

 

  • 友だちが家に遊びに来た
  • 玄関を開けた

 

という文脈があるうえで、

 

Come in!

入って!

 

と言うことができます(話者が家にいるのでどこに入ってほしいのか明言しなくてもいい)。

 

Intoにだけある〇〇という意味

 

Intoには、

 

  • 変化
  • 到達点での衝撃の表現

 

という意味があります。

 

変化:

 

まったく違うものに変化するというときにintoを使えます。

たとえばよくあるのが、

 

Translate it into English.

これを英語に翻訳して。

 

というものです。

 

到達点での衝撃の表現:

 

この使い方は少し特殊です。

 

一言でいうと、

 

到達点で起きる衝撃に包まれるイメージを表す

 

というニュアンスを伝えます。

 

なので、

 

どこかへ向かう + 到達点では衝撃がある(ただ到着するだけでない)

 

というようにニュアンスを分解できます。

 

なのでたとえば、

 

He drove the car into the wall.

彼は車を壁に衝突させた。

 

のような例文ができます。

 

この文では、壁の中に入るという車の移動ではなく、

 

車を壁に向かって走らせた + 壁にぶつかった衝撃

 

を表現しています。

 

具体的な衝撃だけでなく、

 

He stared into the distance to find the criminal.

彼は犯人を見つけようと遠くをきっと見た。

 

のような抽象的な衝撃にも使えます(イメージとしては、探偵が遠くにいる人たち1人ずつにばっばっと焦点を切り替えて犯人を探そうとしているもの)。

 

in, onとinto, ontoの違い

 

英語のin, onとinto, ontoを場所のニュアンスとして使う場合、

 

  • 場所:in、on
  • 場所への移動:into、onto

 

 

  • In、on:後ろの名詞を省略できる(条件有)

 

という違いがあります。

 

 

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