関係代名詞って全部省略していいの?
この記事を読むと、
英語の関係代名詞が省略できるとき
についてわかるようになります。
関係代名詞の基本的な使い方については、やり直し英語:関係代名詞のwhichとthatの違いをわかりやすくをご覧ください。
英語の関係代名詞が省略できるのは〇〇のとき
結論から書くと、
関係代名詞が目的語として使われているときは省略が可能
です。
たとえば、
I like the books that you bought.
I like the books you bought.
わたしはあなたが買った本が好きです。
というように省略できます。
この文では、
I like the books. You bought the books.
というように、boughtの目的語(the book)がthatに変化しています。
なのでこのthatは目的語の代名詞となり、省略が可能です。
なので、
I like the books that make me happy.
幸せにしてくれる本が好き。
の文が
I like the books. The books make me happy.
となって、thatが主語のthe booksの変わりである場合は省略不可です。
目的語なのに省略ができない関係代名詞の2つのケース
直接目的語の関係代名詞であっても省略できない場合が2つあります。
それは、
- 複数の目的語関係代名詞の2つ目以降
- オプション文(非限定的関係詞節とも呼ばれます)の関係代名詞
です。
複数の目的語関係代名詞の2つ目以降:
たとえば、
The books that you bought in France which your father likes are at home now.
The books you bought in France which your father likes are at home now.
あなたがフランスで買った、あなたのお父さんが好きな本はいま家にあります。
のように、最初の目的語の関係代名詞だけは省略できますが2つ目はできません。
オプション文(非限定的関係詞節とも呼ばれます)の関係代名詞:
オプション文とは、その部分がなくてもメインの意味を伝えるのに問題がない文のことを指します(非限定関係詞節とも呼ばれます)。
なのでたとえば、
Give me that milk chocolate, which you bought in France, on the table.
テーブルの上にある、フランスで買ったというミルクチョコレートをちょうだい。
のような文のwhichの省略は目的語であっても不可能です。
なぜなら、『, which you bought in France, 』の部分はなくてもメインの文の意味がしっかり伝わる文(非限定関係詞節)であるからです。
こちらもご参考に:やり直し英語:関係代名詞のwhichとthatの違いをわかりやすく
英語の関係代名詞の省略が可能な場合
英語の関係代名詞は
目的語として使われているときは省略が可能
です。
ただし、
- 複数の目的語関係代名詞の2つ目以降
- オプション文(非限定的関係詞節とも呼ばれます)の関係代名詞
に関しては目的語の関係代名詞であっても省略不可能です。
勉強した英文法はレッスン回数無制限のネイティブキャンプを利用してネイティブと練習することによって実際に使えるようになります。今なら無料体験もしているので、早めに練習を開始するようにするのがおすすめです。
英語の勉強ならこちらも参考になるかも:
- 【学習タイプ別!おすすめなオンライン英会話レッスン5選】
- 【英語が話せるようになるためのあと一歩を教えます】
- 【(徹底解説)英語初心者のためのリスニング勉強方法】
- 【(徹底解説)おすすめな3つの英語の発音の勉強方法】
- 【(徹底解説)英語のライティングの力がつく勉強方法】
- 【(徹底解説)英語の文法を効率的に学ぶ4つの勉強方法】
- 【(徹底解説)英語読解初中級者のための3つの勉強方法】
- 【(徹底解説)英会話の最中に英単語が使えるようになる勉強方法】
- 【(徹底解説・英会話)わたしが英語が話せるようになった4つのステップの勉強方法】
- 【やり直し英語】
コメント