英語の本とか新聞を読んでいると、ときどきBe動詞とTo不定詞が合体している文を見るけど、あれはどういう意味なの?
この記事を読むと、
be動詞 + to + 動詞の構文の使い方
についてわかるようになります。
Be動詞+To不定詞構文をざっくりと
Be動詞+To不定詞には、
- オフィシャルな計画
- 命令
の2つの意味があります。
このどちらも、
未来のこと
を示しています。
- 計画:将来にすること
- 命令:将来にして欲しいこと
だからです。
そしてこのBe動詞+To不定詞には、
- Be + to + 一般動詞の原形(受け身のbe動詞も含む)
- Be + to + 現在完了
の2つの構文があります。
また、
最初のBe動詞の部分が現在形か過去
によっても意味が変わります。
掘り下げます。
最初のBe動詞の部分が現在形の場合
最初のBe動詞の部分が現在形のときは、
Be + to + 一般動詞の原形(受け身のbe動詞も含む)
の形しか存在しません。
そのため、
The restaurant is to open tomorrow.
レストランは明日開店の予定です。
You’re to check the restaurant tomorrow.
明日レストランをチェックしてくるように。
のようになります。
ちなみに、
命令の否定文ではtoの前にnotなどの言葉を置く
ようにします。
なのでたとえば、
You’re not to check the restaurant tomorrow.
明日レストランをチェックしないように。
のようになります。
最初のBe動詞の部分が過去形の場合
最初のBe動詞の部分が過去形のときは、
- 過去
- 過去の過去
に分かれます。
表現の違いは、
- 過去:Be動詞(過去) + 一般動詞
- 過去の過去:Be動詞(過去) + 現在完了
になります。
なのでたとえば、
The restaurant was to open the following day.
レストランは翌日開店の予定があった。
:実際に開店したかしていないかはわからないが、予定自体はあった(多くの場合、実際に開店したと解釈される)
The restaurant was to have opened the following day, but a problem took place.
レストランは翌日開店の予定だったが、1つの問題が起きた。
:開店する予定があった(現在からみて過去の過去)。しかし問題が起きた(現在から見た過去)→そのため翌日に開店という予定は実行されなかった
のようになります。
be動詞 + to + 動詞の使い方
be動詞 + to不定詞という文の形によって、
- オフィシャルな計画
- 命令
を表すことができます。
ちょっとやっかいなのが、
- 過去:Be動詞(過去) + 一般動詞
- 過去の過去:Be動詞(過去) + 現在完了
という形です(通常の過去の過去はhad + 過去分詞ですが、toの後に動詞を置く場合は原形を置くことになっているため)。
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