英語の敬称がたくさんあってよくわからないんだけど……。ピリオドは要るの?
この記事を読むと、
英語の敬称(Ms, Miss, Mrs, Mr, Dr, Sir, Ma’am, Madame)の違い
についてわかるようになります。
英語の敬称の違いについてざっくりと
英語の敬称の違いについてざっくり書くと、
- 名前と一緒に使うか使わないかの違い
- ピリオドの有無の違い
- 女性の敬称の違い
などによって、英語の敬称の使い方の違いがでてきます。
掘り下げます。
名前と一緒に使うか使わないかの違い
結論から書くと、
苗字(ラストネーム)かフルネームと一緒に使う:
- Miss
- Ms
- Mrs
- Mr
- Dr
単体で使う:
- Sir
- Ma’am
- Madame
という違いがあります。
ちなみにですが、
アメリカ:日常的に使う
- Sir:男性
- Ma’am:女性
- Madame(古風な印象)
イギリス:かなりフォーマルなときにしか使わない
- Sir:男性
- Ma’am:女性
という違いもあります。
ピリオドの有無の違い
英語の文を読んでいると、敬称のあとにピリオドがあったりなかったりするのに気が付くことがないでしょうか。
敬称のあとのピリオドは、
- 英国式:不要
- 米国式:必要(ただしMissだけは要らない)
という違いがあります。
米国式でもMissにはピリオドが不要
というのが忘れやすいので注意が必要です。
女性の敬称の違い
英語の敬称の多さは、女性用の敬称の数が多いために起きます。
男女で比較すると、
男性用:
- Mr:一般用
- Dr:医者か博士課程を終了している人用
女性用:
- Miss:未婚の女性用
- Mrs:既婚の女性用
- Ms:未婚か既婚かわからない女性用
- Dr:医者か博士課程を終了している人用
のような違いがあります。
そしてさらに注意を払いたいのが、Miss, Mrs, Msの発音の違いです。
個人的には、Mrs, Msの違いに混乱していました。
カタカナで書くと、
- Miss:ミス
- Mrs:ミシっズ
- Ms:ミーズ
のような感じに違います。
日本語のミセスはMrsをカタカナにしたものですが実際には違うので注意が必要です。
個人的には、
『未婚既婚わからない』と10回ぐらい言ってから、『ミス、ミシッズ、ミーズ』も10回ぐらい繰り返すと覚えられる
と思います。
英語の敬語で混乱したら
英語の敬称は、
- 名前と一緒に使うか使わないかの違い
- ピリオドの有無の違い
- 女性の敬称の違い
に気を付けるとわかりやすくなるかと思います。
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