【やり直し英語:another, other, othersの違いをわかりやすく】

文法

 

英語の勉強してるんだけど、otherとanotherの違いがよくわからない。othersもあるみたいだし……。

 

この記事を読むと、

 

another, other, othersの違い

 

についてわかるようになります。

 

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ざっくりとanother, other, othersの違いを確認する

 

結論から書くと、

 

一緒に使われる単語:

  • Another : 単数、複数(具体的な数)、可算(数えられる)名詞
  • Other : 複数、不可算(数えられない)名詞、

 

用法:

Another, other (具体的な数を入れるときはanother) : 

  • 追加の
  • 別の

 

Other : 

  • もう片方の
  • 残りの

 

Others :

  • その他の

 

というのが、

 

Another, other, othersのざっくりした違い

 

です。

 

用法について掘り下げます。

 

『追加の・別の』の意味で使われるanotherとother

 

Anotherとotherは両方とも、

 

  • 追加の
  • 別の

 

という意味で使われます。

 

日本語でもそうですが、

 

何かを追加するときは同じ種類のものでも別のもの

 

であるということに注意が必要です(コーラを2本買ってもそれぞれ別の存在である、みたいな感じです)。

 

さらに言えば、

 

追加する場合は、すでにいくらかある

 

という意味があることにも注意が必要です。

 

違いは、

 

  • Another:可算名詞の単数、複数(具体的な数がある場合)
  • Other:複数、不可算名詞

 

というものです。

 

なのでたとえば、

 

I need another egg.

もう1個卵が必要だ。

 

I need another three eggs.

追加の卵が3つ必要だ。

 

I need other eggs.

別の卵がいくつか必要だ。

 

I need other meat.

別の肉が必要だ。

 

のようになります。

 

『もう片方の・残りの』の意味で使われるother

 

量が決まっている場合に、大きく『残りの』という意味でotherが使われます。

この場合の『残り』とは、

 

  • 2つしかないうちの残り
  • たくさんあるうちの残り

 

を意味し、

 

  • 2つしかないうちの残り:otherの後ろは名詞の単数形(可算名詞)
  • たくさんあるうちの残り:otherの後ろは名詞の複数形(可算名詞)か単数形(不可算名詞)

 

となります。

 

また、

 

限定詞(冠詞や所有形容詞や指示形容詞など)が必要になる

 

ということにも注意が必要です。

 

なのでたとえば、

 

My right eye is blue. The other eye is yellow.

私の右目は青だ。もう片方は黄色だ。

 

These cookies are for you. And these other cookies are for her.

このクッキーは君に。そして、残りのクッキーは彼女に。

 

She brought her stuff here today. Her other stuff will be sent by her father.

彼女はここに荷物を持ってきた。残りの荷物は彼女の父親が送ってくれる。

 

のようになります。

 

『その他の』という意味のothers

 

Othersというotherに複数形のsがついたものは単独で使われます。

 

othersは冠詞の有無でニュアンスが変わり、

 

  • The others : ある範囲中での『複数のその他』
  • Others : 範囲関係なく『複数のその他』

 

のようになります。

 

そのためたとえば、

 

You and I are here. But where are the others?

君と僕はここにいるけど、残りの人たちはどこに?(ある決まった人数が来ると想定した発言)

 

I like it very much. But it tastes bad to others.

僕はこれがとても好きだけど、他の人にはおいしくないみたい。(不特定多数の人を想定した発言)

 

 

Anotherとthe otherの後ろの名詞の省略

 

Anotherとthe otherの後ろに単数の名詞が続くとき、名詞の省略が可能です。

 

なのでたとえば、

 

I used up all the eggs here, but I need another (egg).”

ここにある卵はすべて使ってしまったけど、もう一つ必要だ。

 

My right eye is blue. The other (eye) is yellow.

私の右目は青だ。もう片方は黄色だ。

 

のようにできます。

 

英語のanother, other, othersの違い

 

another, other, othersの違いには、

 

Another, other (具体的な数を入れるときはanother) : 

  • 追加の
  • 別の

 

Other : 

  • もう片方の
  • 残りの

 

Others :

  • その他の

 

というものがあります。

 

ところどころ混ざりがちですが、表現が出てきたときはしっかり確認するようにするとすぐに覚えられるかと思います。

 

 

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