【やり直し英語:mayとmightの違いをわかりやすく】

文法

 

英語のmightって、mayの過去形じゃないの?え、違うの?

 

この記事を読むと、

 

英語のmayとmightの違い

 

についてわかるようになります。

 

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mayとmightの文型

 

mayとmightが文で使われるときは、

 

肯定文:

may (might) + 動詞の原形

 

否定文:

may (might) not + 動詞の原形

 

となります。

 

mayとmightの違いをざっくりと

 

結論からざっくり書くと、

 

  • 可能性の用法としてはほぼ同じ
  • mayもmightもhave+過去分詞で過去として使える
  • 許可の用法では現在mayのほうをよく使う
  • 願いの用法ではmayだけ使える

 

というのが、

 

mayとmightの違い

 

です。

 

掘り下げます。

 

可能性の用法としてはほぼ同じ

 

ある主張を述べるとき、

 

mayとmightは主張の可能性が50%ぐらいであるというニュアンスを伝える

 

のに使います。

 

なのでたとえば、

 

100%肯定:He comes.(彼は来る)

50%の可能性:He may come.(彼は多分来る)

50%の可能性:He might come.(彼は多分来る)

50%の可能性:He may not come.(彼は多分来ない)

50%の可能性:He might not come.(彼は多分来ない)

100%肯定:He does not comes.(彼は来ない)

 

のようになります。

 

僕は昔、mightをmayの過去形だと勘違いしていたのですが、例のとおり過去の意味はありません。

 

そして、

 

mayもmightも可能性としては50%ぐらいを意味している

 

ので同じように使えます(厳密には、mayのほうがmightよりも肯定的だと言われています)。

 

mayもmightもhave+過去分詞で過去として使える

 

上記でも書いた通り、

 

mightはmayの過去形ではない

 

です。

 

mayとmightを使った過去形を作る場合は、

 

may / might have + 過去分詞

 

を使います。

 

なのでたとえば、

 

100%肯定:He came.(彼は来た)

50%の可能性:He may have come.(彼は多分来た)

50%の可能性:He might have come.(彼は多分来た)

50%の可能性:He may not have come.(彼は多分来なかった)

50%の可能性:He might not have come.(彼は多分来なかった)

100%肯定:He did not come.(彼は来なかった)

 

のようになります。

 

許可の用法では現在mayのほうをよく使う

 

mayやmightには

 

許可

 

という役割もあります。

 

許可は、

 

  • 許可を求める
  • 許可を出す

 

の2つがあります。

 

なのでたとえば、

 

May I come?

来てもいい?

 

You may come.

来てもいい。

 

のようになります。

 

同じ文でmightも使えますが、古風になります。

 

願いの用法ではmayだけ使える

 

mayには願いの役割もあります。

※mightにはありません。

 

その場合、

 

  • mayを使った疑問文を作る
  • 語末はピリオド(?を使わない)にする

 

という方法で文を作ります。

 

なのでたとえば、

 

May you have a wonderful birthday filled with joy and happiness.

あなたの誕生日が喜びと幸福に満ちた素晴らしいものでありますように。

 

のように使います。

 

mayとmightの使い分け

 

英語のmayとmightは、

 

  • 可能性の意味としてはほぼ同じ
  • mayもmightもhave+過去分詞で過去として使える
  • 許可では現在mayのほうをよく使う
  • 願いの意味ではmayだけ使える

 

のような違いと使い方があります。

 

特に個人的に強調したいのが、

 

mightはmayの過去形ではない

 

ということです。

 

 

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