【英語のニュースが読めるようになっても英語の小説が読めない1つの理由】

リーディング

英語ニュースでだいぶ英語が読めるようになったから小説にも挑戦してみたのに、ぜんぜんわからない……どうして?

 

この記事を読むと、

 

英語ニュースが読めるようになっても小説が読めない理由

 

についてわかるようになります。

 

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英語ニュースが読めても英語の小説が読めない1つの理由

 

結論から書くと、

 

ニュースと小説はジャンルが違うため使われる英語の文体も違う

 

ため、

 

英語ニュースが読めるようになっても英語の小説が読めない

 

ということが起きます。

 

英語ニュースと英語の小説の違い

 

これまた結論から書くと、

 

ニュースの英語:論理的でシンプルな文

小説の英語:会話文+抽象的な文

 

という違いがあります。

 

ニュースは大衆に読んでもらうために、わかりやすく、論理的な文体で書かれています。

そのため多少語彙が難しくても、慣れてくれば読めるようになります。

 

しかし小説は違います。

セリフの部分は会話体であるのでさほど難しくないのですが、いわゆる地の文は抽象的に書かれていることが多いです。

 

そして抽象的な文は語彙も文章もわかりにくいので、

 

  • 難しい語彙の理解
  • 難しい文章の書き方の理解
  • 抽象化されている文化的な背景の理解

 

の3つが必要になり、読解が難解になります。

 

英語の小説が読めるようになるコツ

 

英語の小説を読めるようになるには、地の文を理解できるように慣れていくことが大切になります。

 

そこで使えるのが、ラダーシリーズという小説です。

簡単に言うと、内容は変えずに単語のレベルだけ変えた英語の小説です。

 

レベルは1~5があります。

具体的には、

 

レベル1英検4級レベル

レベル2英検3級レベル

レベル3英検準2級レベル

レベル4英検2級レベル

レベル5英検準1級レベル以上

 

と分かれています(各リンクを辿ると小説の一覧が見れます)。

 

英字新聞が読めるレベルなら、レベル2から始めてみると良いかもしれません。

ちなみに僕は念のためにレベル1から好きそうな小説をちょこちょこ読みながらレベルを上げていきました。

 

ラダーシリーズのよいところは、

 

  • 難しい語彙の理解:解決
  • 難しい文章の書き方の理解:解決
  • 抽象化されている文化的な背景の理解:読みながら慣れていく

 

ということができることです。

 

英語の小説が読めるようになりたいのなら

 

ニュース英語が読めるようになっても、いきなり『ハリーポッター』の小説を読むとたいていの場合挫折します。

子供向けでも非ネイティブにはレベルが高いからです。

 

英語の小説を読む場合は地の文を読むことに慣れることが大切です。

焦らず落ち込まず、ラダーシリーズの小説など、利用できるものを利用して読めるようになりましょう。

 

ラダーシリーズ一覧:

レベル1英検4級レベル

レベル2英検3級レベル

レベル3英検準2級レベル

レベル4英検2級レベル

レベル5英検準1級レベル以上

 

 

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