アプリで海外の人と英語でメッセージのやりとり(チャット)をしていて、それなりにできるようになった。
でも、実際の英会話ができるようになる気配がない……どうして?
この記事を読むと、
英会話チャットをしても英会話ができるようにならない原因
についてわかるようになります。
英会話チャットをしても英会話はできるようにならない原因
結論から書くと、
英語の音声のやりとりの練習がない
ため、
文字のやりとりである英会話チャットだけでは英会話ができるようにならない
という構図があります。
掘り下げます。
※ちなみに、音声を通じた英会話チャットもあるので、この記事では文字だけの英会話チャットについて書きます。
文字の英会話と音声の英会話の違い
TandemやHelloTalkなどといったアプリで、海外の人と交流がとりやすくなっています。
そこでは、英語でLINEのように簡単なメッセージのやりとり(チャット)もできます。
しかし、
文字だけの英会話をいくら重ねても、英語を話したり聞いたりする英会話はできるようにならない
です。
その理由は、
文字の英会話で必要とされる技術:
- 英文を読んで理解できる
- 英文を文字で作れる
音声の英会話が必要とされる技術:
- 英文を聞いて理解できる
- 英文を音で作れる
という技術の違いがあるからです。
英会話チャットの3つのメリット
英会話チャットにもメリットはあります。
- 比較的英会話のコミュニケーション相手が見つけやすい
- 音声での英会話のためのインプット
- チャット相手が音声の練習になる可能性
という3つです。
簡単に掘り下げます。
比較的英会話のコミュニケーション相手が見つけやすい
文字だけの英会話チャットは、音声での英会話チャットより相手が見つけやすいです。
理由は言うまでもなく、手間が少ないからです。
音声での英会話のためのインプット
音声の英会話の練習では、
- 発音力
- 単語力
- 決まり文句力
- 文法力
- リスニング力
の5つのインプットが必要になります。
そして、英会話チャットではそのうちの
- 単語力
- 決まり文句力
- 文法力
のインプットが鍛えられます。
チャット相手が音声の練習になる可能性
100%ではないですが、英会話チャットを通じて仲良くなった相手と、実際に音声で英会話をすることも可能です。
交流により、相手が興味ある事、こちらが興味ある事がわかりあっているはずなので、
話題を探す必要がないので、英語を使って話すということに集中できる
というメリットがあります。
英会話チャットで英会話を勉強するなら
文字のメッセージのやりとりだけでする英会話チャットをしているだけでは、
音声を使った英会話の技術は上達しない
です。
しかし、
- 比較的英会話のコミュニケーション相手が見つけやすい
- 音声での英会話のためのインプット
- チャット相手が音声の練習になる可能性
という3つのメリットもあるので、間接的に実際の英会話の技術力向上に役立ちます。
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