リスニングの勉強をしているけど、聞いている内容が全然頭に残らない……。
どうして?
この記事を読むと、
リスニングをしても頭に残らない5つの原因
についてわかるようになります。
リスニングの内容が頭に残らない5つの原因
リスニング中、集中しているのに内容が頭に残らない場合は、
- 発音の勉強をきちんとしていない
- 文法力のレベルがリスニングの内容に比べてまだ低い
- 単語力のレベルがリスニングの内容に比べてまだ低い
- リスニングで話されている内容が日本語でも分からない
- 短期記憶が強くない
という5つの原因のどれか、または複数の問題が絡まっている可能性が高いです。
それぞれについて簡単に掘り下げます。
発音の勉強をきちんとしていない
リスニングをすれば発音もよくなる、と思っていないでしょうか?
しかし実際は、
発音の勉強をしっかりすると、リスニング力を上げるための土台ができる
ということが起きます。
発音の勉強は、
- 英語のリズムやメロディ、イントネーション、アクセント
- 英語の個々の音の作り方
- 英語の音の崩し方のルール
の3つがあります。
またそれぞれ、
学習して実践することにより身につくもの
です。
そのため、もし学習も実践もしないまま知っている文法や単語が増えている場合、
日本語の発音での読み方は知っているが発音できない単語と例文がたくさんある
せいでリスニングをしても頭に残らないようになっている可能性が大きいです。
文法力のレベルがリスニングの内容に比べて低い
これまで勉強してきた文法は、リスニング教材の内容に対処できるものか確認しましょう。
文法には、
- 会話のための文法
- 大学などで使う学術のための文法
- ビジネスで使うための文法
があります(話し方と言い換えてもよいです)。
そのため、たとえば
会話のための文法しか勉強していないのに、学校の講義のリスニングを聞いても理解が及ばず頭に残らない
ということが起きます。
単語力のレベルがリスニングの内容に比べて低い
すぐ上で説明した文法の問題と似ています。
リスニング教材に使われている英単語と、現在自分が知っている英単語を比べる必要性
があります。
具体的には、スクリプトを確認し、知っている単語が8割以上無ければ、理解以前に頭に入ってきません。
わからない単語がたくさん載っている専門書を読むと、たとえ日本語でも頭に入ってこないことがありますが、リスニングでも同じことが起きている可能性があります。
リスニングで話されている内容が日本語でも分からない
英語の問題ではなく、知識の問題になります。
日本語でも知らないような内容のことを、英語で、しかも音だけの英語で理解することは難しいです。
前提となる知識がないので、英語の単語を勉強しても意味が理解できず、そのためにリスニングしても頭が追いつかないということが起きることもあります。
短期記憶が強くない
英語の単語も聞き取れて、文法力も高く、リスニングの内容も知らないものではないのに、頭に残らない場合、
短期記憶が強くない
ということがあるかもしれません。
読んで字のごとく、短期的に使うための記憶領域が脳にはあり、人によってはその領域が弱い場合もあります。
その場合、
ワーキングメモリー
という、保持している記憶を使って作業する記憶能力も弱いことがあり、リスニングの問題を解こうとしてもまったく内容が思い出せないことがあります。
リスニングをしても頭に残らない場合
英語のリスニングをしても頭に残らない場合は、
- 発音の勉強をきちんとしていない
- 文法力のレベルがリスニングの内容に比べてまだ低い
- 単語力のレベルがリスニングの内容に比べてまだ低い
- リスニングで話されている内容が日本語でも分からない
- 短期記憶が強くない
のどれかやいくつかが原因かもしれません。
一度確認するのがおすすめです。
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